北極しろくま堂メールマガジン

vol.193 2017.07.05 キュット ミー!823 Simpleでおんぶしてみよう!


キュット ミー!823 Simple でおんぶしてみよう!


キュット ミー!823 Simple は肩パッドなし、テールが長め。キュット ミー!やキュット ミー!823 では通常おんぶはおすすめしていませんが、キュット ミー!823 Simple ならこの特徴を生かしておんぶをすることも可能です。
今回のメルマガの特集ではその方法をご紹介します。

●おんぶの仕方

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1.
リングに近い部分の布にギャザーを寄せます。

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2.
リングから50 センチくらいのところを赤ちゃんの背骨に当て、脇の下に布を通します。


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3.
赤ちゃんを背中に乗せます。

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4.
リング部分をあごで挟みながら、反対側のテール部分を背中に回します。


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5.
布を広げながら赤ちゃんのお尻を覆います。

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6.
両方のリングに布を通します。


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7.
下側のリングにのみ布を通します。

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8.
テールを引いて引きしめます。


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9.
完成です!

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ポイント:ステップ5 で布を広げるのが難しい場合は、棒状にした布を赤ちゃんの膝裏に通すだけでもOK です。



スリングとへこおび、両方の布の扱いに慣れている方におすすめのテクニックです。スリング1本で抱っこもおんぶもできればお出かけ先でも重宝すること間違いなしです!
キュット ミー!823 Simple の販売ページはこちら
https://www.babywearing.jp/productinformation/babycarrierbackcarrier/babysling/cuteme823simple

 

肩パッドなし、長めのテール キュット ミー!823 Simple


キュット ミー!823 Simple
renkon/スカイブルー×白くも

価格:11,880円(税込)
さわやかなスカイブルーと薄いグレーの組み合わせ。暑い時期には目にも涼やかです。

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キュット ミー!823 Simple
renkon/ダークブラウン×白ゆり

価格:11,880円(税抜)
ダークブラウンはれんこんの根菜のイメージにぴったり。落ち着いた色合いで使いやすいです。

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北極しろくま堂主催!遠州織物ツアーレポート


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2017 年6 月12 日・13 日に織物工場や織物に関する施設を巡る遠州織物ツアーを開催しました。
6 月12 日朝、浜松駅に集合。バスに乗り込んで出発です。

遠州とは静岡県西部地区のことを指し、日本屈指の織物の産地です。主に綿織物の生産が盛んです。染色、製織(布を織ること)、織りあがった生地の加工とそれぞれの製造工程が分業化していることも特徴となっています。


 
まずはじめに訪問したのが二橋(にはし)染工場。昭和2 年の創業以来、注染(ちゅうせん)そめ(※)の技術を守り発展してきた工場です。注染そめは日本独自の技術で世界に類がなく、多彩な染色が可能です。主に浴衣や手ぬぐいの生地に使われています。

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黙々と正確に作業する背中、かっこいいです。
染めた生地を高い天井につるして干しているところは壮観でした。
※注染そめ:生地に型紙を乗せ、糊をへらで塗り、染料をその上から注ぐ染め方。糊を塗った部分には染料が染み込まないことを利用して柄を表現する。高度な技術が必要で年々職人が少なくなっている。


(写真左:晒しに型紙を当て、糊を塗る様子)
(写真右:染めた布を天井から吊るして干している様子)

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次に訪れたのは遠州織物工業協同組合。ここでは遠州織物の歴史と昨今の情勢を伺いました。織物産業も価格を下げるために製造現場が海外に移りつつあります。最新鋭の機械を使えば安価に大量の生地が製造できますが、あえて遠州地区の工場が古い機械を直し直し使っているのはなぜか。
それは最新鋭の機械にはできないことを古い機械で実現することに価値があるからだそうです。そういった工場の努力もあって、中には海外高級ブランドからひっぱりだこという工場もあるそうです。


1 日目最後の見学は浜松工業技術支援センター。ここは静岡県内の産業の発展のために企業の技術支援相談などを受ける県の施設です。北極しろくま堂はこちらのセンターの繊維高分子材料科にジャカード織りの組織について相談しています。こちらの施設では、織物の仕組みや工程を解説いただき、その後実際に機械を見せていただきました。

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(写真左:電子ジャガード織り機)
(写真右:手織り機)


 
夜はみんなで浜松の幸を堪能。浜松駅周辺のホテルに1 泊しました。

よい天気に恵まれスタートした2 日目。

最初の見学地は永田染色工場。こちらは糸を染める工場です。1 日目に訪問した二橋染工場はさらしの生地を染める工場(これを後染めといいます)、永田染色工場は生地になる前の糸を染める工場(これを先染めといいます)です。北極しろくま堂のしじら織りの糸はここ、永田染色工場で染められています。
大きな釜の中に何巻もの糸が入って染められていきます。繊維の種類によって染料や染め方が異なるそうです。また新しい色の染めの注文が入った際は小さなビーカーの中に染料を入れて、少量でまず試し染めをします。北極しろくま堂のオリンピアードシリーズは、過去に何度か糸の色の変更をお願いしたことがありますが、その度に永田さんにご苦労をかけていたのですね…

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(写真左:チーズ(巻かれた状態の糸)を染める大きな釜)
(写真中:黄色の染料)
(写真右:かせ(束ねた状態の糸)を染める機械)

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ツアーのお楽しみといえばお買い物!ということで訪れたのがぬくもり工房のショップ。北極しろくま堂の遠州綿紬へこおびの生地は、このぬくもり工房のものを使っています。
遠州縞と呼ばれるストライプ柄の生地を多く取り扱うぬくもり工房。見ていると買い物欲がむくむくと湧いてきます。ツアー参加者の方の中には反物を買っていらっしゃる方もいました。ご自身で何か縫われるのでしょうか。すてきですね。


ぬくもり工房さんのショップの住所は「染地台」。
浜松には織りや染めに関する地名が多く残っています。

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ツアーの最後に訪れたのは榛地織物。北極しろくま堂のしじら織り、サッカー織り、数種類の織りが組み合わさったグランデなどの生地を織っていただいている工場です。「織物のことは詳しいけど、教えるのはプロじゃねぇからなぁ」と職人さんが照れながら説明してくださいました。説明を聞いて、わかったような、でもわからないような…仕組みがとても複雑で簡単には理解できませんでしたが、膨大な手間をかけて織物が織られていること、さまざまな工夫が1 枚の布にはこめられていることは伝わってきました。


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写真の緑色の生地は新色のオリンピアードシリーズです。
今回はしじら織りではなく、濃いラインの部分に今まで使ったことのなかった織りを採用しています。早ければ8 月ごろにはみなさまにお届けできる予定です。
どうぞお楽しみに!


最後は静岡駅にて解散。織物漬けのあっという間の1 泊2 日でした。

労働力が安価な海外に生産拠点が映り、国内の繊維産業は今縮小しつつあると言われています。遠州地域も例外ではありません。しかし今回ツアーで拝見して思ったのは、長い歴史が培った日本の織物の技術の高さは健在で、それを守りさらには発展させていこうと努力している方がたくさんおられます。ここでしかできないことがあり、大量に安価には製造できなかったとしても、その技術を高く評価する海外ブランドとの取引をする勢いある企業が元気に活躍しています。
製造工程を知り、そこに携わる方の姿を見て、北極しろくま堂の商品に対する思いもより大きくなりました。北極しろくま堂の抱っこひもが出来上がるまでには多くの職人さんの高い技術と思いが詰まっています。商品としての質の高さを知っていただき、より多くのお客様に手にとっていただくことで、北極しろくま堂が繊維産業に貢献できればとこころから思っています。

 

用途はいろいろ。遠州注染そめの手ぬぐいはいかが?


注染てぬぐい
うなぎと蒲焼き

価格:1,080円(税込)
遠州は鰻の養殖が有名な地域でもあります。今回のツアー中には食べられませんでしたが…こんな遊びごころ満点の手ぬぐいもいいですね。

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注染てぬぐい
そら豆とビール

価格:1,080円(税込)

冷えたビールがおいしい季節におすすめの柄。お父さんへのプレゼントにもぴったりです。

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次号予告
WrapTai応用テクニック 新生児から使うには?

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WrapTaiの使用体重は5kgから。でも新生児から使えたら便利だなと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで次回メルマガでは、少し工夫をすることで3kgの新生児からWrapTaiをお使いいただける方法をご紹介します。




【編集後記】

雨の少ない梅雨かと思いきや、急に嵐のように降ったりときまぐれなお天気が続いていますね。みなさまお元気にお過ごしでしょうか。

「織物のことをとことん勉強するツアーを企画したい!」との思いで企画した遠州織物ツアー。当初は日帰りの予定だったのですが、それでは時間が足りない!となり、結局12日という合宿型になりました。それでも、各工場や施設でのお話が楽しくて、「写真を撮っている時間よりもお話を聞いていたい」と思うくらいでした。時間が過ぎるのもあっという間で、12日でも足りないくらいです。大人になってからの社会科見学というのは学びが深く、よいものですね。二橋染工場さんには、勉強中の若い女性職人さんがいらっしゃいました。伝統技術を学びたいから、と二橋さんに弟子入り(?)されたそうです。体力的にもきつい作業が多いかとは思いますが、がんばって欲しいなぁと心から応援したい気持ちです。そして、彼女が染めた浴衣、ぜひ拝見したい、着てみたいなと思います。

お忙しい中作業の手を止めて、私たちにご説明くださったみなさま、本当にありがとうございました。

SHIROKUMA mail editor: MK②

EDITORS

Producer  Masayo Sonoda
Creative Director  Mai Katsumi
Writer  Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer  Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer  Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration  823design  Hatsumi Tonegawa
Web Designer  Nobue Kawashima