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後悔しない抱っこ紐の選び方

後悔しない抱っこ紐の選び方

出産準備品に抱っこ紐が入っています。実は,抱っこ紐には「抱っこ紐ジプシー」という言葉があるくらい,迷いが多く,買ってみては後悔する方が多いのです。人気・売れているものがイコール自分にとって快適な抱っこ紐ではありません。後悔しないために,あなたとパートナー,赤ちゃんに合うものを選びたいものです。妊娠中のかたでこれから抱っこ紐を購入しようとしている方は必読記事です。

生まれてすぐに使えるのは布製抱っこ紐!

はい,先に結論です。布製抱っこ紐の布が伸びないヤツ,これを買ってください。大手メーカーの,いわゆるみんなが使っているちょっとごつい抱っこ紐は,その後「必要だと思ったら購入」で十分です。
最初の3カ月くらいのめちゃくちゃ睡眠不足のなかで,快適に抱っこできることがどれほど助かるか! ほんとです。

上の画像は北極しろくま堂の「ハグリーノ」,新生児から快適に使えます。ハグリーノの詳細についてはこちらの記事で紹介しています。

抱っこ紐を選ぶときのポイント

妊婦健診や母子手帳をもらうときに有名雑誌もついてきました? そこに出産準備品に抱っこ紐って書いてありましたよね。
この記事では,日本一抱っこに詳しい筆者が,失敗しない抱っこ紐の選び方をご紹介します。

いつ使うか

抱っこ紐は外出用品のカテゴリーに入れられていますが,その前に家の中で使えることが多いので,産後の,体がたいへんで睡眠不足の時期に役立ちます。外出用の前にお家で役立つものを選ぶと産後のQOLが変わります。

新生児は寝落ちするまで抱っこしているご家庭が多いです。赤ちゃんは寝る前に「寝ぐずり」(泣き)することがあり,それを放っておくことは心情的に難しいのです。泣いているなら抱っこして慰めてあげたいと思う親御さんが多いわけです。その時に素手で抱っこしていてもいいのですが,時間が長いとそんなことも言っていられません。2時間抱きっぱなしということも珍しくありませんよ。
抱っこしていても自分の用事ができるように,それこそお手洗いに行ったり,食事をしたりということができれば親御さんの睡眠時間を確保できます。腰ベルト付きの抱っこ紐は抱っこしたままお手洗いに行くことはできませんが,布製抱っこ紐の代表格スリングは腰ベルトはなく,生後3歳まで使えます。抱いたままトイレに行けるか問題はけっこう重要です。(外出するようになっても重要です!)

そのための選ぶ基準は,「抱きおろしが簡単」「新生児でもフィットする」「家族の誰もが使える」の3つです。
このなかで一番難しいのは「新生児でもフィットする」抱っこ紐を探すことです。
その点,布製抱っこ紐はどんな体型の親御さんが使っても,どんな体型の赤ちゃんにもフィットします。また,ほとんどの布製抱っこ紐は,自分に抱っこ紐を装着したまま,赤ちゃんだけを降ろすことができます。

どこで使うか

抱っこ紐は外出用品ではない,と先に述べました。家の中でも使います。電車でもバスでも場所を選びません。
唯一使えないのは車移動のあいだです。
筆者は3人の子育てをしてきましたが,ベビーカーを使ったのは最初の子だけでした。地方都市在住ということもあると思いますが,デパートや遊園地などの行った先々でベビーカーを借りて使っていました。あとは抱っこ紐があれば困ることはありませんでした。

今は,在宅の時間も長いので,家の中でも快適に使えるコンパクトな抱っこ紐があると助かります。

誰が使うか

お母さんとお父さんのカップルで使うことを想定して購入する場合,サイズがあるもの,サイズを調整するものは少し注意が必要です。二つ買うつもりなら,サイズがあるものでもいいかもしれません。ちなみに,抱っこ紐は大は小を兼ねません
布製抱っこ紐はサイズは分かれていないので,その点は大丈夫です。
有名なエルゴベビーは米国基準で作られていることもあり,大柄の体型向きです。赤ちゃん洋品店(赤ちゃん○舗さん,西○屋さんなど)で試着するときには,以下のイラストのように,腰ベルトを地面と水平につけてみてください。その時に,だいーぶ紐を引っ張らないといけないようなら,ちょっと大きいかも。例えば,洋服が7号サイズのかたや体重が50Kg以下の方は,いちどガチの試着をするか,専門家に意見を求めると良いと思います。

抱っこ紐で腰痛が起こる原因

おばあちゃんやおじいちゃんに子守を任せる場合は,抱っこは素手でいけるかもですね。特に1人目であれば大丈夫でしょう。
祖父母世代はおんぶのほうが慣れているので,おんぶの方がいいという祖父母世代は多いです。生後4カ月になったらおんぶができるので,おんぶ紐を別に購入してもよいのではないでしょうか。
なお,赤ちゃんの脇の下に紐を通さないタイプの抱っこ紐(大手メーカーのリュックタイプのもの)は腰がすわらないと使えません。おんぶ可となっていても,構造によって使用開始月齢が違います。

昔ながらのおんぶ紐
昔ながらのおんぶ紐は北極しろくま堂で購入できます。

どうやって使うか

抱っこするのは,外出するときや泣いている子をあやすときが多いです。その他,遊びの中でも抱っこします。(授乳はもちろんです)
つまり,生活のなかで頻繁に抱っこするので,親子それぞれのためにも,2ステップくらいで快適な状態になれるものを選ぶとよいでしょう。筆者自身はスリングへこおびなどの布製抱っこ紐推しですが,どうしてもリュックのような腰ベルトががっつりついたものが好みならば,赤ちゃんが少し成長してからお使いになるといいです。

なぜなら,有名メーカーの抱っこ紐は縦抱っこになっていて(新生児を縦抱っこすることじたいは問題ありません),くび周りのフォローが十分でない構造や赤ちゃんが抱っこ紐の中で泳いでしまってフィットしない状態になることがあるからです。親御さんの見た目の好みなどもあると思いますが,赤ちゃんの体に負担がかかることは避けたいものですよね。

まとめ

出産準備品としての抱っこ紐について紹介しました。
あ,どうして「布が伸びないもの」を勧めたのか,説明を忘れていました。ストレッチの効いたクロスタイプの抱っこ紐が流行っていますが,ストレッチ生地の抱っこ紐はだいたい生後3カ月,5-6㎏までしか使えません。これは個人の意見ではなく,抱っこやおんぶ(ベビーウェアリングといいます)の専門家の共通意見です。最初,新生児で抱っこした時には快適に感じるかもしれませんが,使っているうちに赤ちゃんの姿勢が崩れやすくなり,使用者の腰が反りやすい状態になるからです。

北極しろくま堂では,このような世界基準の知見をもって抱っこ紐の企画と製造に取り組んでいます。
ご不明点はいつでもLINE(@babywearing)でお訊ねくださいませ。