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赤ちゃんの首のただれ:助産師さんに聞いたおうちでできる対処法

赤ちゃんの首のただれ:助産師さんに聞いたおうちでできる対処法

お首の肉の間をちょっと広げるとお肌が真っ赤にただれていた…、しかも臭う! なんてビックリしたママも多いと思います。日本という高温多湿な国に生まれた赤ちゃんの宿命でしょうか??
今日は助産師さんに教えてもらった、首のお肉のただれと対処方をご紹介します。

だんだん気温が高くなってくると気になることがあります。赤ちゃんのお肌、特に首のお肉のあいだはどうやって洗うのが正解なのか、赤いときには洗っていいのか、泣くということは痛いのか? (それは、たぶん痛いのです…)

まず清潔にしましょう→洗い方問題

筆者の子ども達が赤ちゃんだった頃、首の間にねちねちしたベージュのクリーム状のものがついていて驚いたことがあります。ただれた時に塗った薬が吸収されなくてそこにとどまっているのかな? と思ったのですが、あれは垢と汗が混じったものなんですね。確かにくさい・・。
特に体格のよい子は首の間の肉が重なってハムのようになっていましたが、その間が赤くなっていることもありました。これは「ただれ」です。
困ってしまい、助産師さんに相談しました。いずれにしてもとにかく清潔にすることが大切と教わりました。

お風呂で

初めてにお子さんだとママやパパもちょっとびびるかもしれませんが、赤ちゃんの首をちゃんと洗ってあげましょう。
お風呂の洗い場で洗う時には洗い場で椅子に大人が座ります。赤ちゃんの脚を開かせてお腹を挟むようにします。赤ちゃんの体全体は腿に載せているのですが、この体勢が安定して良いです。
そして次の手順で洗って下さい。

  1. まず赤くなっている首の間をお湯で濡らします(泣いてもひるまない! 赤ちゃんの肌はただれているから濡れると痛いのです)。
  2. 石けんを泡立てて(慌てない! 泣いていても大丈夫よー)、やさしく指で洗います
  3. よくよくよ~くお湯で流します。とにかく、石けんを洗い流す
  4. ここ肝心!! ちゃんとしっかり乾かします

赤ちゃんのもく浴をベビーバスや洗面台で行っているご家庭もあると思います。その時には赤ちゃんのカラダが滑らないように気を付けて下さいね。
筆者の場合はきれいに洗った一番風呂か同じくきれいに洗ったシャワー付き洗面台を使っていたので、ベビーバスや専用タブを利用したことがありません。アメリカやヨーロッパの広い地域では台所のシンクにタブを入れて赤ちゃんのもく浴をするところもありますね。

赤くなっているところをガーゼでゴシゴシは痛い

患部を洗うときには赤ちゃん用のカラダ洗うタオルや手ぬぐいなどを使わない方がよいです。指の腹をつかってやさしくくるくると回しながら汚れを取ってください。
特にガーゼは濡れていると布の荒さが際立ってしまい、こすられると痛いです。これがただれているか所ならなおさら痛いものです。実際にガーゼを濡らしてママの手の甲などをゴシゴシこすってみて下さい。けっこう刺激があると思いますがいかがでしょう?
使用する石けん類はなるべく原材料が少ない純粋なものの方が良いようです。筆者は一時期大流行して今は定番化している「アレッポのせっけん」(原料はオリーブオイル)を使用していました。

首のお肉のあいだをしっかり洗いましょう。

泡で出てくるボディソープなどが赤ちゃんにあわないと思ったら純石けんを使ってみるといいですよ。それでも痛がるようならお湯だけでも十分きれいになります。
例えば新生児ちゃんに市販のウェットタイプお尻拭きを使うと肌が真っ赤になって荒れてしまう場合がありますが、これはシートがずっと濡れていてもカビさせないための防腐剤が赤ちゃんにとって強いからという見解もあるようです。

乾燥と保湿

乾燥と保湿の両方がたいせつです。

しっかり乾燥

お風呂でしっかりきれいにしたら、今度はいちど完璧に乾燥させましょう。優しく水分を拭き取ってちゃんと乾燥します。お肉の間は拭きにくいので首を伸ばさせるような体勢をとっても良いでしょう。

保湿と薬

ちゃんと乾いたらワセリンや馬油などの保湿剤を塗ります。保湿剤は赤ちゃんに使えるものなら何でもよいですが、できれば原料がシンプルなものの方がお勧めです。「清潔と保湿」をセットで行います。
ただれがひどくてお医者さんに薬などを処方されているなら、しっかり乾いてからそれを塗りましょう。良くなっている(ように見える)から自己判断で途中でやめるなどのことはないようにしましょう。やめどきがわからなくなりそう、という不安がある場合は、受診したとき(処方されるとき)に「このお薬はどうなったらやめても良いですか?」と聞いておくと安心です。筆者は自分の受診でも子どもの体調不良でも必ず確認するようにしています。飲みきって下さい、症状が良くなれば塗布しなくても良いです、など様々なパターンがあるので素人判断ではやめどきを決めるのは無謀というものです。

乾燥してかきむしってしまう場合は薬を塗布することで一時的によくなったように見えるかもしれませんが、最終的な目標は赤ちゃんの肌バリアを回復させることです。肌バリアがないと長期間に渡って親子共にたいへんな思いをしなければならなくなることもあります。

まとめ

暑くなってくるとただれやアセモ、湿疹などの赤ちゃんの肌トラブルが増えますね。といって汗をかかないような空調が行き届いている環境ばかりにいると、汗腺の発達などが促されにくくなります。汗をかいたら清潔にして必要であれば保湿する、乾燥させる、原材料ができるだけシンプルなものを選んでみるなど心がけてみてはいかがでしょうか。

テーマから脱線します。
ヒトには無数の常在菌がついています。いくらきれいにしても全ての菌をなくすことはできないし、またカラダにとって必要な善玉菌もたくさんあります。出産した後にすぐにお母さんの胸に抱かせるのも(カンガルーケア的な意味もありますが)親の常在菌を赤ちゃんにつけるためでもあるのです。清潔にすることと、滅菌や抗菌することは違うので、あまりに抗菌しすぎるのも考えもののようです。