子供の一人寝はいつからがベスト? 一人寝をさせる方法とポイント


「そろそろ一人寝をさせたい」「いつから一人寝をさせればいいのか分からない」など、子供の一人寝で悩んでいる方は多いでしょう。子供に一人寝をさせようとしても、なかなか言うことを聞かず困っている方もいるはずです。そんな不安や悩みを消し去るためにも、子供の一人寝はいつからベストなのか、そして、どのようなきっかけで一人寝をさせるべきなのかチェックしておきましょう。

本記事では、子供の一人寝について解説します。

  1. 子供の一人寝はいつからがベスト?
  2. どのようなきっかけで一人寝をさせるべき?
  3. 子供が一人寝できるようにする方法
  4. 子供の一人寝に関してよくある質問

この記事を読むことで、子供に一人寝をさせる方法とポイントが分かります。困っている方はぜひチェックしてください。

1.子供の一人寝はいつからがベスト?

子供の一人寝はいつからがベストなのでしょうか。

1-1.自我が生まれる4歳~小学1年生がベスト

教育学博士の篠田有子先生によると、自我が生まれる4歳から小学生1年生の頃が一人寝を始めるベストタイミングだそうです。日本人の多くは、子供がある程度の年齢になるまで一緒に寝ている親が多いでしょう。けれども、いつかは1人部屋をもち、一人寝を始めなければなりません。「4歳は少し早いかも」という印象を受けるかもしれませんが、4歳ごろになれば言語を習得し知性も発達します。母親から心身ともに分離を始め、自分で新しい環境に溶け込もうとしているのです。つまり、初めて一人の人間として自立するようになる時期と言えるでしょう。

1-2.外国では赤ちゃんから一人寝を始める

アメリカ・イギリス・フランス・オーストラリアなどの外国では、赤ちゃんから一人寝をするのが当たり前になっています。最近は、窒息の危険を避けるために、生後2~3か月まで夫婦の寝室にベビーベッドを置かせることが推奨されていますが、それでも生後数か月です。子供が自分のベッドで一人寝を始めるのは、日本よりも外国のほうが早い傾向があります。その理由は、一人寝をするメリットにあるのです。

1-3.子供の一人寝はさまざまなメリットがある

アメリカやフランスなどの外国は、個性を尊重している文化です。そのため、赤ちゃんであっても一人の人間として扱うことが多く、赤ちゃんの頃から一人の部屋を与え一人寝をさせることが当たり前になっています。これは、子供の自立心を育てる大切なことだと考えられているのです。一人寝は子供の自立心を養うことだけでなく、以下のようなメリットがあります。

  • 子供の生活リズムが整いやすい
  • 親子共にしっかりと寝ることができる
  • 自分の時間や夫婦の時間が持てる

子供の一人寝は子供だけでなく、親も自分の時間が持てるというメリットがあります。子育て中に睡眠不足になる機会を減らすことができるでしょう。

1-4.一人寝の適齢期は子供によってバラバラ

前述したように、一人寝は自我が芽生え始める頃がベストだと言われていますが、適齢期は子供によってバラバラです。それぞれ個性があるように、子供にも一人寝をする時期が異なります。4歳~小学1年生から絶対一人寝をしなければならないというわけではありません。嫌がる子供を無理に一人で寝させようとすると、それがストレスになってしまうことがあります。また、子供に一人寝をさせるかどうかは、住宅事情や部屋数にも大きく左右されることになるでしょう。子供の気持ちや健康状態なども踏まえた上で、自分の子供に最適な時期を見つけてください。

2.どのようなきっかけで一人寝をさせるべき?

子供に一人寝をさせる場合のきっかけづくりを解説します。

2-1.最も多いきっかけは小学校に上がるとき

世間の親が子供に一人寝をさせるきっかけで最も多いのは、小学校に上がるタイミングです。リビング学習が主流になりつつありますが、小学校に上がるタイミングで子供に部屋を与える家庭が多いと思います。一人寝をするかしないかにかかわらず、小学校に上がるタイミングで子供に自分のベッドを用意してあげると選択肢が広がり、子供の好きなように使うことができるはずです。子供部屋を与える場合、子供と一人寝について話し合うのもいいでしょう。

2-2.兄弟が小学校に上がるタイミングで2段ベッドを購入

上の子が年長になり、小学校に上がるタイミングで2段ベッドを購入し、下の子も一人寝に成功させたという例があります。兄弟がいる場合は、完全な一人寝とは言えませんが、親と離れて自分で寝ることができるので良きタイミングと言えるでしょう。ただし、2段ベッドを購入しても子供によっては親と一緒に寝ようとするケースがあるため、その際は一人寝を強要しないようにしてください。

2-3.ライフスタイルや環境の変化

引っ越しや戸建に移り住むことをきっかけに、子供部屋を与え一人寝をさせるのもきっかけの1つです。アパート暮らしから戸建に変える・広いマンションに移るなど、ライフスタイルや環境の変化に合わせて、子供に一人寝を提案してみるといいでしょう。ある家族は、1つのベッドで寝るのが狭くなってきたため、別々に寝ることを提案したというケースもありました。時々は一緒に寝ることがあっても、自然と一人寝をする可能性もあります。1度、子供に提案して見るのも良いかもしれません。

2-4.子供の自主性に任せるのが1番

一人寝をするきっかけは、あくまで大人目線での考えです。最終的には、子供の自主性に任せたほうがいいでしょう。子供の中には、幼稚園の友達がすでに一人寝をしていて影響されたケースもあります。本人自ら一人寝を希望することもあるため、いつどこでどんな影響を受けるのか分かりません。1番やってはいけないのは、「ほかの家庭の子供が一人寝をしているから」と自分の子供にも強要することです。突然、子供が一人寝をしたいと主張する日がやってくるかもしれないので、子供の気持ちを第一優先にしましょう。

3.子供が一人寝できるようにする方法

では、子供が一人寝できるようにする方法とポイントを解説します。

3-1.一人寝しやすい環境を整えてあげる

まず大切なのは、子供にとって一人寝しやすい環境を整えてあげることです。「小学生になるから、一人で寝てみるのはどうかな?」と提案する前に、より良い睡眠環境を整えてあげてください。今まで親と寝ていた子供がいきなり一人寝をするのは子供にとっては不安です。けれども、子供にとって素敵な空間であれば、一人寝が楽しく感じられるようになり、自然と不安な気持ちもなくなります。たとえば、実用的かつオシャレなベッドを選んだり、一緒に寝るぬいぐるみを用意したりするなど、工夫は多種多様です。子供と一緒に選ぶのも良いでしょう。

3-2.音や光を遮断する

子供を一人寝させるために、光るおもちゃを用意したり、音楽が流れるオルゴールを使用したりするのは逆効果です。音や光は睡眠の質を低下させる原因となるため、できれば音や光を遮断するようにしてください。「おやすみ」と目を見て安心させた後は、音や光を遮断するために電気を消しましょう。完全な暗闇が怖い子供の場合は、豆電球や間接照明などを利用してもOKです。ただし、遮光カーテンは朝日が入らなくなり目覚めが悪くなるため、子供部屋には使わないようにしてください。朝日は体内時計がリセットされる効果があるので、子供の生活リズムを整えるために必要なのです。

3-3.お昼寝時間を調節し、就寝時間を決める

生活リズムを整えてあげることで、子供自信が一人寝しやすい環境を作ることができます。特に、幼稚園に通う幼い子供はお昼寝時間が設けられているので調整しやすくなるでしょう。ただし、日中に寝すぎると夜眠れなくなるため、午後4時前には起こし、体を動かす遊びを促してください。日中に体を使ったほうが、夜同じ時間に寝ることができます。なるべく毎日同じ生活リズムをくり返すように心がけることが大切です。そうすれば、親よりも先に寝るようになり、一人寝がしやすくなるでしょう。

3-4.寂しくならないように寝るときのお友達を用意してあげる

子供が寂しくて一人寝ができない場合は、寝るときのお友達を用意してあげるといいでしょう。たとえば、くまさんのぬいぐるみや、やわらかい抱き枕など、一緒にベッドに入ることができるものが好ましいです。子供のお気に入りのおもちゃと一緒に寝かせることで、自然に一人寝を促せます。子供自ら「今日はこの子と寝る!」と言い出すかもしれません。子供が好きそうなお友達を選んでおくのもいいですし、一緒にお友達を選ぶのもいいでしょう。

3-5.焦らずにステップを踏むことが大切

前述したように、子供の一人寝のタイミングはケースバイケースです。家庭によってタイミングはバラバラなので、「ほかの子供が一人寝を始めたから自分の子供も……」と焦る必要はありません。大切なのは、焦らずにステップを踏み、少しずつ一人寝の環境になれさせることです。ついほかの子供と比較しがちですが、自分の子供の気持ちに合わせて、少しずつ慣れさせるところから始めましょう。

4.子供の一人寝に関してよくある質問

子供の一人寝に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.中学生になっても家族で一緒に寝るのはおかしいか?
A.おかしくありません。前述したように、子供の一人寝はそれぞれタイミングが異なります。赤ちゃんや4歳のころから始める子供いれば、中学生になっても家族と一緒に寝ているところもあるので焦らないでください。中学生になっても家族で一緒に寝るのは、決しておかしいことではありません。逆に、子供に強要したほうがストレスになってしまうので焦らず、子供の意見や気持ちを尊重するようにしましょう。

Q.一人寝のデメリットや注意点は?
A.子供部屋を用意したり、ベッドなどを準備したりする時間や費用が必要になることです。金銭的な部分が大きくなるから、と環境づくりをケチらないようにしてください。また、子供が一人寝に慣れるまではおなかを壊したり、調子が悪かったりと体調を崩しやすい傾向があります。ベッドを子供部屋におく場合、おもちゃや文具を持ち込んで汚しやすくなる恐れもあるため、その点にも十分注意してください。

Q.一人寝で用意すべきグッズ・アイテムは?
A.まずは、子供用のベッドを準備しましょう。大型家具店などには、オシャレでかわいいデザインのベッドが発売されています。子供用ではなく、大人用のベッドを購入する方法もありますが、なるべく子供が好きなデザインのものを選ばせてあげてください。また、子供部屋に設置する収納棚なども、子供が好きなデザインやカラーにしましょう。一緒にお休みしやすい環境を作るのも、親子の絆が深まるコミュニケーションになるかもしれません。

Q.ほかの親がやっている一人寝のコツは?
A.子供が一人寝できるまで、一緒にベッドに寄り添いお話をする方法があります。親がそばにいてくれることで、子供は安心して眠りにつくことができるでしょう。「今日はこんなことがあったよ」と親子のコミュニケーションにもつながります。また、絵本を読み聞かせたり、CDやDVDで英語を流したりするなど、寝る前の学習を行っているところもあるようです。

Q.一人寝ができない子供の対処法は?
A.無理に一人寝をさせようとせず、そのときは一緒に寝てあげてください。子供部屋を用意しても、不安な気持ちが大きくなるときは親のベッドに潜り込んでくることがあります。その場合は、素直に招き入れることが大切です。そうすれば、子供は一人寝に不安を覚えることなく、自然と自分で寝るようになるでしょう。そこで、無理に一人寝をさせようと強要するのは絶対にNGです。

まとめ

子供の一人寝は、自我が生まれる4歳〜小学1年生のころが良いと言われています。小学校に上がるタイミングをきっかけに、子供部屋を与える家庭が多いでしょう。このタイミングこそ、ベッドを用意してあげて一人寝にチャレンジする絶好の機会なのです。ただし、いつも親と一緒に寝ていた子供にいきなり「一人寝をしようね」と言っても寂しさを感じさせるだけになってしまいます。少しずつ一人寝に慣れていき、リラックスしてお休みできる環境を作ってあげることも大切です。あくまで子供の意見を尊重しながら一人寝の準備を整えましょう。


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