赤ちゃんが人見知りをする理由は? よくある困りごとと対処法


赤ちゃんの人見知りが激しいと、相手に不快な思いをさせるのでは……と不安な気持ちになりますよね。しかし、赤ちゃんが人見知りするのはきちんとした理由があります。まずは、その理由を親が理解してあげることが大切なポイントになるでしょう。

そこで本記事では、赤ちゃんが人見知りをする理由などについて解説します。

  1. 赤ちゃんの人見知りはいつまで?
  2. 赤ちゃんが人見知りをする理由
  3. 赤ちゃんが人見知りをするのはいい、悪い?
  4. 赤ちゃんの人見知りの困りごとと対処法
  5. 赤ちゃんの人見知りに関してよくある質問

この記事を読むことで、赤ちゃんが人見知りをしたときの正しい対処法が分かります。気になっている方は、ぜひチェックしてください。

1.赤ちゃんの人見知りはいつまで?

赤ちゃんの人見知りは、いつごろで出やすいのでしょうか。まずは、一般的な時期について解説します。

1-1.生後半年~1歳ごろにかけて始まる

人見知りが始まる時期は赤ちゃんによって差はありますが、一般的に、生後半年~1歳ごろにかけて始まることが多いようです。ただし、すべての赤ちゃんが人見知りするというわけではありません。人見知りをしない赤ちゃんもいれば、1歳から急に人見知りをし始める赤ちゃんもいます。個人差があることを把握しておきましょう。

1-2.2歳ごろに落ち着くことが多い

赤ちゃんの人見知りは、2歳ごろに落ち着くケースが多いようです。人見知りはずっと長く続くわけではなく、始まる時期があるようにいずれ落ち着くときがやってきます。ただし、人見知りが落ち着く時期も個人差があるため、2歳になってもなかなか改善されないケースもあるでしょう。だからといって焦る必要はありません。長引いたとしても神経質にならず、気持ちを大きく持ち様子を見ることが大切です。

1-3.赤ちゃんの人見知りは個性の1つ

人見知りが激しくなるほど、「自分の育て方が間違っているのでは?」と不安になるでしょう。しかし、不安になると赤ちゃんにもその不安が伝わり、さらに人見知りが激しくなってしまいます。赤ちゃんの人見知りは育て方が問題ではなく「個性」だと考えてください。同じ育て方をしていてもまったく違う兄弟がいるように、それぞれの個性が輝いている証拠です。人見知りするしないで自分の子育てについて悩む必要はありません。

1-4.赤ちゃんの人見知りはどんな状態?

人の目を見ることができない・初対面の人と緊張して話せない・自分の意見を伝えることができないなど、人見知りを連想させる特徴はたくさんありますよね。赤ちゃんの人見知りは、相手を怖がって泣いてしまうことだけではありません。はにかんだ表情をしたり、ママにしがみつきながら相手を見つめたりするのも、人見知りの1つです。

2.赤ちゃんが人見知りをする理由

それでは、少しずつ改善するために、赤ちゃんが人見知りをする理由をチェックしていきましょう。

2-1.大人の不安な気持ちを感じ取っている

ヒトの赤ちゃんは相手の気持ちを察する能力に長けています。そのため、周囲にいる人の様子をジッとうかがっています。特にいつも一緒にいるママやパパが安心してリラックスしていると、赤ちゃんもリラックスすると考えられています。反対に、親がいつもより緊張してドキドキしていたり、不安な気持ちになったりしている様子を敏感に感じ取り、赤ちゃん自身も不安定になります。いつも以上に人見知りが激しくなっているときは、あなた自身がイライラ・ドキドキしているときかもしれません。「また人見知りが始まった」とイライラせずに、まずは自分が落ち着くことも重要です。

2-2.家族と他人の区別がついている証拠

生後6~7か月の赤ちゃんは、少しずつ記憶力が養われてきます。いつも一緒にいる人と、初めて会う人との区別がしっかりとつくようになるのです。大きく成長した証です。だからこそ、慣れていない人には不安を感じてしまうのでしょう。見知らぬ人に興味を抱きつつも安心できないため、初めて会う人の前では泣いたり目を逸らしたりしてしまいます。赤ちゃんが成長している証拠なので安心してください。

2-3.近づきたい好奇心と怖い恐怖心

家族と他人の区別がつくようになる中、人見知りをする赤ちゃんの心理状態は「好奇心」と「恐怖心」の2つが入り混じっている状態です。科学技術振興機構(JST)の研究では、ただ新しく出会う人が怖いだけでなく、「近づきたいけど怖い」という心の葛藤が赤ちゃんにあることが分かりました。人見知りは、心が成長している証(あか)しです。

2-4.人見知り=愛着関係が築けている

赤ちゃんが人見知りをするのは、心が成長している証拠です。ママやパパとの愛着関係がしっかり築けているからこそ、ほかの人を警戒したり怖がったりします。人見知り=悪いというイメージがつきものですが、きちんと親の愛情を感じている証拠です。ネガティブに考えないようにしましょう。

3.赤ちゃんが人見知りをするのはいい、悪い?

前述したように、赤ちゃんの人見知りは悪いものではありません。では、具体的にどのような点がいいのか、詳しく説明しましょう。

3-1.人見知りは初めて築く人間関係

赤ちゃんの人見知りは初めて築き上げる人間関係の第一歩といわれています。ハイハイをし始めるころ、好きな人のところに行こうとするのは愛着行動の一種ですが、人見知りはその行動につながる大事なステップです。「成長しているんだな」と前向きに捉えていけば、その様子を見た赤ちゃんも安心し、人見知りが少しずつよくなる可能性があります。

3-2.人見知りをしない理由は環境・性格が関係している

赤ちゃんの中には、人見知りをまったくしない子もいます。人見知りをしない主な理由としては、生まれ持った性格や過ごしてきた環境が大きく関係しているようです。たとえば、人と会う機会が多かったり、大家族だったりすると、赤ちゃんは人見知りをしない傾向があります。ただし、同じ環境でも人見知りをする子もいるので、生まれ持った性格も関係していると考えられています。人見知りしない=自閉症・発達障害と感じるママやパパもいますが、人見知りだけでは断言できません。

3-3.気にしすぎないことが大切

人見知りをしたほうがいいのか、しないほうがいいのか、良しあしで考えるものではありません。前述したように、赤ちゃんの人見知りはきちんと成長している証拠なので、あまり気にしすぎないことが大切です。人見知りは成長の1つなのだと、受け入れていきましょう。心配になるほど激しいときは、次項で説明する対処法をぜひ実践してみてください。

4.赤ちゃんの人見知りの困りごとと対処法

では、赤ちゃんの人見知りでよくある困りごとと、対処法を解説します。

4-1.よくある困りごとは家族側の悩み

知らない人と会うたびに泣きわめく・初対面の人を嫌な気持ちにさせてしまうなど、赤ちゃんの人見知りは気まずい雰囲気を生み出すこともあります。しかし、ほとんどの悩みやその場の空気が微妙になるのは赤ちゃんの問題ではなく、ママやパパなど大人が勝手に感じていることです。赤ちゃんは泣いて感情を訴えることもあるので、気にする必要はありません。また、「親族からの評判が悪くなる」「コミュニケーションが取れない」など、世間体を気にしたり、赤ちゃんの人見知りを理由にしたりするのはNGです。自分が困るからといって、赤ちゃんの人見知りを否定しないようにしましょう。赤ちゃんの気持ちを理解してあげる姿勢が大切です。

4-2.無理に人見知りを克服しようとせず、温かく見守ろう!

人見知りは赤ちゃんが成長し、初めての人間関係を築こうとしている意思の表れでもあります。そのため、無理に人見知りを克服しようとせず、温かく見守ってあげてください。ママやパパが焦ってしまうと、その気持ちが赤ちゃんに伝わり不安な気持ちにさせてしまいます。長い目で様子を見ることも、人見知りの克服につながるのです。

4-3.人見知りだと事前に伝えておく

親族やママ友など、大勢の人が集まる場では、事前に今は赤ちゃんが人見知りする時期だと伝えておくといいでしょう。特に、赤ちゃんに泣かれるとショックを受けそうな人には、伝えておいたほうがお互いのためでもあります。また、早めに到着しておくと、人が集まるまで早めに環境に慣れることができるでしょう。いきなり人が集まっている場所に行くよりも、少しずつ集まり始める状態のほうが、赤ちゃんも落ち着くでしょう。

4-4.初対面の人や久しぶりに会う人の注意点

もし、あなたが久しぶりに会った人や初対面の人から急に抱きつかれたら、感動よりも恐怖心や不安な気持ちのほうが強いでしょう。赤ちゃんは大人よりもさらに状況がわからない段階なので、びっくりして泣き出してしまうのも無理はありません。初対面や久しぶりに会う人にはすぐに抱っこしてもらわず、赤ちゃんの様子を見ながら慣れてきたタイミングを見計らうことが大切です。

4-5.家族全員で人見知りを乗り越えることが大事

赤ちゃんが人見知りをすると、いつもあやすのはママというケースがほとんどです。しかし、そのままではママの負担が大きくなり、赤ちゃんの人見知りは改善されません。大切なのは、家族全員で受け入れ、赤ちゃんの人見知りを乗り越えようとすることです。人見知りが強い場合はパパがほかの家事をしたり、荷物を持ってあげたりと、家族で協力し合いましょう。

5.赤ちゃんの人見知りに関してよくある質問

赤ちゃんの人見知りでよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.パパ見知りとは?
A.パパに対して人見知りしてしまうことです。パパは仕事などで赤ちゃんと触れ合う機会が少なく、「たまにしか会わない人」という認識になるのでしょう。対処法としては、休みの日にコミュニケーションを取ったり、少ない時間でもたくさんのスキンシップをしたりすることです。また、赤ちゃんはママが大好きなので、ママがパパとどのように触れ合っているか観察します。ママとパパはお互いに思いやりの気持ちを大切にし、一緒に赤ちゃんの世話をすることも大切です。

Q.赤ちゃんの人見知りはすぐに改善できるの?
A.すぐに改善できるものではありません。しかし、焦らずに赤ちゃんと向き合い、2歳を過ぎると人見知りが自然とやわらぎ始めるので安心してください。少しでも穏やかになるように、ママやパパ・近くにいる人がやさしくリードしてあげましょう。たとえ、ほかの赤ちゃんの人見知りが早く落ち着いたとしても、気にする必要はありません。テストをしているわけではないのです。焦らずに自分の赤ちゃんと向き合うことが大切です。

Q.人見知りしたとき、どんな言葉をかけるべき?
A.初対面の人と会って人見知りがひどくなったときは、「大丈夫だよ」「とってもやさしい人だよ~」とやさしく声をかけてみてください。声をかけながら、親が相手と仲良くしている様子を赤ちゃんに見せていきましょう。家族が楽しそうに話をしている様子を見て、赤ちゃんも恐怖心がなくなり、落ち着くようになります。

Q.人見知りが激しいときは外出を控えるべき?
A.外出を控え、人と触れ合う機会をなくすほど、人見知りは激しくなりがちと言われています。生まれたときからたくさんの人と触れ合い育つと人見知りが少なくすむ子も多いです。なるべく、年齢が近い子と遊ぶ機会を増やしてみてください。

Q.赤ちゃんの人見知りによる負担をなくすポイントは?
A.人見知りが出たときはママやパパがそばに寄り添い、あやす必要があります。しかし、ほかの家事をしながら赤ちゃんをあやすのはとても大変なことです。少しでも負担を減らすために、ベビースリングや抱っこひもをうまく活用するといいでしょう。そうすれば、赤ちゃんと一緒にいながら家事ができます。北極しろくま堂では、さまざまな種類の抱っこひもを扱っているのでぜひチェックしてください。自分の好みに合ったものを選び、楽しく赤ちゃんと向き合いましょう。

まとめ

赤ちゃんの人見知りは、生後半年〜1歳ごろにかけて始まることがほとんどです。赤ちゃんが人見知りをするのは、近づきたいけれど怖い・ママの不安や焦りを感じ取っているなどの理由があります。ほとんどは2歳前後で落ち着きますが、人見知りがひどいと1日中泣きわめくこともあるでしょう。困ったときには、時間をかけて慣れさせたり、やさしく語りかけたりするなどの対処法があります。個人差があるので、ほかの子と比べず自分たちのペースで乗り越えましょう。


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