2本目の抱っこ紐って必要? どんなのが便利?


抱っこする赤ちゃんは一人なのに、たくさんの抱っこひもを持っている方がいます。2本目はどんな理由で買ったんでしょう? もらったのかな? どんな基準で選ぶと失敗しないんでしょう。
2本目の抱っこ紐を買おうかどうしようか迷っている方のために、ヒントをご提案します。これを読めば買うか買わないかの判断もできるし、納得する1本に出会えるでしょう!


1.2本目の抱っこ紐は必要? どんな時に使える?

1-1.なぜ2本目が必要なのでしょう

北極しろくま堂にも毎日「2本目は何が良いですか?」というようなご質問をいただきます。
多くの親御さんは2本以上の抱っこ紐を持っていることになりますね。実際にアンケートをとったことはありませんが、ご家庭に3~4種類くらいの抱っこ紐があるところは珍しくないのではないでしょうか。
2本目の抱っこ紐を購入するきっかけでよく聞くのは…

  • 洗い替えがほしい(これは切実!)
  • 1本目は自分と赤ちゃんには合わなかった
  • パパが使えない(共有できない)
  • 使い方が難しくて使用できないから簡単なものを
  • 助産師さんや保健師さんに他のものを勧められた

などでしょうか。
1本目の抱っこ紐と近いものを購入したい方は1本目の洗い替えというパターンですし、1本目のものが体に合わないと感じられる方はまったく違うスタイルを探す方もいます。

1-2.いつ頃買うのがベストタイミングか

タイミングの良しあしはありません。ともかくもまずは最初に購入する抱っこ紐は数種類を一度に買わず、1点だけを買う方がよさそうです。初めての抱っこ紐が体に合っても合わなくても、自分の基準を作ってそこからさまざまな評価を加えていく方が無駄な買い物をしなくてすみます。また、新生児と3か月児では赤ちゃんの扱い方がだいぶ違ってきますので、成長に合わせて購入するのも合理的ですね。

蛇足ですが、1本目の抱っこ紐を第1子妊娠中に購入するのもちょっと冒険なんですよ。赤ちゃんの状態がわからないし、「みんなが使っているからよさそう」というのはよい判断になりません。残念なことにアドバイスをくれる方が抱っこ紐を正しく安全に使えているかというのはわからないからです。先輩ママよりも専門家のほうがあなたに合うものを教えてくれるでしょう。なお、さらしの腹帯でも新生児から抱っこできます(長さなどの要件ありーこちらでは腹帯の巻き方からそれを抱っこ紐として使用する方法などを教えています)。抱っこ紐は出産準備品に入っていますが、現実では最初のうちは抱っこ紐がなくても生活上は問題ないことが多いので、慌てて購入しなくても大丈夫です。

1-3.2本目の抱っこひもはいつ、どこで、誰が、なんの目的で使う?

2本目の抱っこ紐の活用法ですが、輸送目的の抱っこだけじゃなくていろいろに使うために購入する方もいます。例えば…

  • 寝かしつけ:これはもうリングスリングが神です。姿勢が心地よいのですぐに寝る上に、おろしやすい
  • パパ専用:赤ちゃんの体が少ししっかりしてきたので、パパも抱っこしてお外に行きたいとか
  • 洗い替え:抱っこ紐は洗えるのですが、乾きが遅いものもありますので、そういうときのために。特に夏場は…
  • ばあばに預けるとき用:抱っこ紐ではないですが、預けるときには昔ながらのおんぶひもが必須というパターンも

というお声があります。
もちろん1本目のものがしっくりこない場合もありますね。1本目がSSC(おおよそ腰ベルトがあるタイプ)なら2本目はスリングなどの違うタイプの抱っこ紐を選ぶと使い分けもできるので良いと思います。SSCを使うと腰が痛いというママは体格にあっていないので、そういうときにはそれを体格が良いパパ専用にしてご自身は体格に合わせて調整しやすい布製の抱っこ紐(スリングや兵児帯、ラップ)を使うという手もあります。

2.2本目の抱っこひもを選ぶときのポイント

2-1.コンパクト重視の抱っこひも

コンパクトを重視したい場合は、薄めの布でできている抱っこ紐がおすすめです。しじら織りのリングスリングが一般的ですが、しじら織りの兵児帯は究極のコンパクトさ。たたむと大きめのおむつ1枚程度になります。
アウトドアメーカーが出している抱っこ紐がありそれも薄手なのですが、長時間使うように設計されていないようです。

2-2.ササっと簡単に使える抱っこひも

1本目の抱っこ紐がしっくりくるなら、比較的長い時間は1本目を使い、簡単に使える抱っこ紐をセカンドとして選ぶもの良いですね。簡単なのはサクッと被ってはい抱っこ、というような製品です。
そのような抱っこ紐は赤ちゃんが座る座面が狭い場合があるので、手を添える必要があります。その点は十分お気を付けください。

2-3.パパ専用が欲しい方

赤ちゃんとの暮らしにも慣れてきたので、パパ専用の抱っこ紐が欲しいご家庭もあるかもしれません。海外にはかなり変わり種の抱っこ紐もあります。例えばこれはいかがでしょうか。ワークスタイルというか、なんかかっこいい(笑)。でも前向き抱っこにはちょっと注意が必要です。前向き抱っこの注意点などの詳細はこちらでご確認ください。

男性がBabywrapをきれいに使いこなしているのもすごくきまるので、我こそは! というパパはぜひチャレンジしていただきたいです。

3.抱っこひものいろいろ

3-1.どんな種類があるか

一口で抱っこ紐といっても様々な設計思想で作られています。
最初から形が設計されていて、そこに体を入れて調整するタイプはSoft Structure Carrier(ソフトストラクチャキャリア:略してSSC)と呼ばれています。ある程度抱っこ紐側にカタチができているので、気持ち的に使う方はハードルが低いと思います。大切なのはしっかり調整するという点です。ストラップを締める、設計通りの位置で腰ベルトをする。設計上は日本人女性には大きい場合もあるので、ママが使うと反り腰になるとか赤ちゃんの位置が不安定だと思ったらパパ用にしましょう。

布製の抱っこ紐のメジャーなものはリングスリングでしょう。

布製の抱っこ紐の多くは1枚の布を自分の体に巻き付けて、その中に赤ちゃんを巻き込みながら密着するというものです。そのためどんな体系の方でも使えるというのがメリットですが、使いこなすためのスキルが必要という面倒くささがあります。

どちらのものもメリットデメリットがあるので、合うものをチョイスするのが難しいかもしれませんね。
困ったらお近くの専門家に聞いてみる、講座に行ってみるのもよいと思います。
なぜなら、抱っこする(おんぶする)のはかなりエネルギーを使う行為だからです。それが楽になると子育て全般の負担が相当減ります。ましてや気持ちのよい抱っこで赤ちゃんのご機嫌がよくなったらどうでしょう。お互いによい時間が持ててうれしいですよね。

3-2.素材の特徴

赤ちゃんの近くではなるべく自然な素材を使いたいと思う親御さんもいると思います。それぞれ特徴がありますので、ご説明します。
抱っこ紐に使われる天然素材には綿をはじめ、麻、シルク、ウールなどもあります。製品は綿が多いと思います。綿の特徴は扱いが簡単という点です。しかし一度糸としては水分を含むと乾きにくいので、織りで工夫して通気性を確保することがあります。麻は強いのですが、強すぎてスパッと破断することがあります。乾きやすいことはご存知の方も多いと思います。シルクとウールは動物性の糸なので、虫食いの可能性があります。両方ともお洗濯には気を使いますね。シルクもウールも一定以上の保湿をしませんから、夏も気持ちよい素材です。ただしシミなどにはなりやすいです。

ナイロンやポリエステルの化学繊維もあります。これは劣化しないのでいつまでも丈夫です。水分を取り込まないので(マラソンの選手が着ていますよね)洗濯してもさっと乾きます。ただし、素材そのものが滑るので滑りやすいことに注意を向けてください。布製抱っこ紐に化学繊維が使われないのはそういう理由からなのです。

3-3.安全基準・ファッション性

日本の安全基準としてはSGマークが有名です。スリングなどの布製抱っこ紐はSGマーク認証の範囲に入らない形状のため、ラッキー工業さんのスリングなど一部を除いてはSGマークは取得していません。
どんな抱っこ紐を使ったらファッショナブルかというのはかなり個人の感覚ですので、一概に言えることではありません。迷ったら、装着したときに使用者が普段の姿勢で立ったり歩いているかをチェックするのもひとつの方法です。変な歩き方になったり、だらしなく見えるとイメージもマイナス。使用者にあった抱っこ紐をぜひ使ってください。あっていると疲れ方もぜんぜん違いますよ。

まとめ

いかがでしたか。1本目の抱っこ紐は何も考えずに買ってしまったけど、なんかしっくりこないというお悩みは解決しそうでしょうか。2本目の抱っこひもはぜひともぴったりフィットの使いやすいものを選んでくださいね。


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