赤ちゃんが発熱したらどうすればいい? 対処法を分かりやすく解説!


赤ちゃんの発熱は、決して珍しいことではありません。しかし、ママやパパはそのたびに心配になると思います。特に、夜間や休日に発熱した場合、救急外来に行くべきか朝まで様子を見ていて大丈夫か、迷うことでしょう。

そこで、今回は赤ちゃんが発熱する原因や対処方法を解説します。

  1. 赤ちゃんが発熱する原因
  2. 赤ちゃんが病気かどうか判断する方法
  3. 小児科を受診する場合や看病の方法
  4. 赤ちゃんの発熱に対するよくある質問

この記事を読めば、赤ちゃんの発熱に慌てたり不安になったりすることもなくなるでしょう。新米ママやパパも、ぜひ読んでみてくださいね。

1.赤ちゃんが発熱する原因

この項では、赤ちゃんが発熱する原因について解説します。病気以外でも発熱することがあるのでしょうか?

1-1.病気以外でも赤ちゃんは発熱するの?

赤ちゃんは大人よりも体温調節機能が未熟なため、外気温に影響されて体温が上がることも珍しくありません。特に、新生児の頃は、布団をかけすぎたり、洋服を着せすぎたりして体温が上がることもあります。また、赤ちゃんの平熱は37℃近くと大人よりも高めです。そのため、37℃台前半の熱でも機嫌が悪くないのならば、さほど心配することはないでしょう。

1-2.突発性湿疹について

約90%の赤ちゃんが、生後6~12か月くらいの時に発症する病気が突発性湿疹です。38℃以上の高熱が3~4日続き、熱が下がった後に背中を中心として発疹(ほっしん)が出ます。突発性湿疹に有効な薬はないので、安静にして熱が下がるのを待つしかありません。初めての発熱が突発性湿疹だったという赤ちゃんも多いでしょう。突発性湿疹かどうかは熱が下がらないと分かりませんが、突発性湿疹の場合は、熱が出ても赤ちゃんは比較的元気であることが多いので、焦って救急外来に駆け込む必要はありません。小児科の診療時間内に受診しましょう。

1-3.そのほかの病気

赤ちゃんのかかりやすい病気には、風邪・インフルエンザ・麻疹(はしか)などがあります。特に、お兄ちゃんやお姉ちゃんのいる赤ちゃんは、これらの病気にかかりやすいでしょう。病気が原因で発熱している場合、症状によってはすぐに病院を受診したほうがよいケースもあります。新生児はママの胎内で免疫をもらったので感染症にかかりにくいという説がありますが、絶対に感染症にかからないということはありません。また、ハイハイをするようになる生後8か月以降は児童館等へ遊びに行くことも増え、感染症にかかりやすくなります。

2.赤ちゃんが病気かどうか判断する方法

この項では、赤ちゃんが病気かどうかを判断する方法について解説します。病気の目安はなんでしょうか?

2-1.熱を測る

赤ちゃんの体温は、耳か脇の下で測ります。耳で測定したほうが早く測れますが、脇の下のほうが正確な体温が分かるので、状況に応じて体温計を使い分けるとよいでしょう。前述のとおり、赤ちゃんの体温は大人よりも高めなので、37℃台では普段と変わらない様子の赤ちゃんもいます。38.5℃以上が高熱です。

2-2.身体的な症状

感染症などの病気にかかっていれば、鼻水やせきなどの症状が出ます。鼻水が出なくてもくしゃみをくり返している場合は、細菌やウィルスに感染している可能性があるでしょう。水ぼうそうや麻疹(はしか)の場合は、湿疹が現れます。

2-3.赤ちゃんの機嫌

高熱が出ていても、赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあり、いつもと同じように眠っている場合は、それほど心配することはありません。夕方に発熱しても、朝には下がっている可能性もあります。赤ちゃんの機嫌が悪く、ミルクや母乳を飲まなかったり、飲ませても吐いてしまったりする場合は、できるだけ早く病院に行きましょう。

2-4.すぐに病院へ連れていったほうがよい症状とは?

  • ひきつけを起こした
  • 嘔吐(おうと)をし、下痢が止まらない
  • あえぐように呼吸をし、苦しそう
  • 意識がはっきりしない
  • 顔が真っ青で、手足が冷たい

このような場合は、すぐに病院を受診しましょう。夜間や休日の場合は救急外来に行くか、救急車を呼んでください。赤ちゃんの場合は容態が急変することもあります。

2-5.小児救急電話相談について

子どもが夜間や休日に発熱し、病院を受診するかどうか迷っている場合は、「#8000」へ電話しましょう。これは、小児救急電話相談と言い、小児科医や看護師に相談ができる番号です。厚生労働省にも専用のページがありますので、一度目を通しておきましょう。スマートフォンに登録するなどして、覚えておくと安心です。

3.小児科を受診する場合や看病の方法

この項では、小児科を受診する際の持ち物やぐずり対策について解説します。ぜひ、参考にしてください。

3-1.小児科を受診する際の持ち物

小児科を受診する場合は、

  • 母子手帳
  • 保険証
  • オムツ
  • 着替え1組
  • タオルケットかおくるみ
  • バスタオル

を持っていきましょう。特に、下痢をしている場合はオムツと着替えを多めに持っていくと安心です。また、体温は病院へ行く前に測っておきましょう。病院で体温計を渡されることもありますが、赤ちゃんがぐずって測定できないこともあります。

3-2.受診の方法

小児科医には、体温の推移や赤ちゃんの機嫌や症状をできるだけ詳しく話しましょう。メモにまとめておくと便利です。また、離乳食が始まっている赤ちゃんの場合は、食べたものも報告してください。
なお、夜間診療や救急外来の場合は、小児科の専門医がいないこともあります。この場合は、応急処置だけしてもらい、翌日改めて小児科を受診しましょう。

3-3.看病の方法

熱が出た赤ちゃんは大量に汗をかきますので、こまめに着替えさせてあげてください。頻繁な着替えが難しいときには、背中の肌と肌着のあいだにタオルを一枚挟んであげると便利です。室温は暑すぎても寒すぎてもいけません。たくさん汗をかけばその分脱水症状が心配です。ミルクや母乳は欲しがるだけ与えましょう。湯冷ましやほうじ茶でも飲めるならば大丈夫です。水分を受けつけず、吐いてしまう場合は再度病院を受診しましょう。脱水症状は怖いものです。
保冷材などで額を無理に冷やす必要はありませんが、赤ちゃんが気持ちよさそうにしている場合は、冷やしてあげましょう。ぬらしたタオルを冷凍庫で冷やしたものならば、肌触りもよく喜びます。

3-4.熱性けいれんの対処法

熱性けいれんとは、高熱が出た際に体がびくびくとけいれんしたり、意識がなくなったりする症状のことです。生後6か月~6歳までの子どもに起こりやすく、特に、水ぼうそうや麻疹(はしか)に感染すると起きやすくなります。熱性けいれんが起きたら、まず、親が落ちつくことが大切です。赤ちゃんの衣服を緩め、楽な姿勢にさせて、けいれんしている時間を計ってください。けいれんの時間は30秒~15分であり、全身に症状が現れます。

  • 20分以上症状が続く
  • 左右非対称の症状が出る
  • 一晩に何度もけいれんをくり返す

このような場合は、救急車を呼んでもかまいませんので病院へ行きましょう。

3-5.赤ちゃんのぐずり対策

熱が出ると、赤ちゃんはいつも以上にぐずることがあります。特に、鼻がつまっている場合は苦しいのかぐずりやすいでしょう。鼻づまりの場合は、鼻吸い器で鼻水を取ってあげるとよいようです。また、熱が出たからといって室温が高すぎるのも、ぐずりの原因になります。
熱が38.5℃以上あった場合は、病院で坐薬(ざやく)が処方されることもあるでしょう。高熱が続く場合は坐薬で熱を下げます。なお、市販薬の坐薬は1歳以上の子どもにしか使えませんので、赤ちゃんの場合は必ず小児科で処方した薬を使ってください。坐薬を使う場合は8時間ごとが目安です。赤ちゃんの咳が止まらない場合は、塗るタイプの咳止め薬を使うとよいでしょう。塗るタイプの咳止めは、生後6か月から使用できるものが販売されています。6か月未満の赤ちゃんで咳が止まらない場合は、小児科で処方された薬だけを使用してください。

4.赤ちゃんの発熱に対するよくある質問

Q.赤ちゃんが発熱した場合は、小児科を受診すればよいのでしょうか?
A.はい。基本的には小児科を受診してください。鼻水が長く続く場合は耳鼻咽喉科も受診しましょう。

Q.赤ちゃんが発熱しても、普段と変わらないように遊ぶならば問題ないですか?
A.初日は問題ありません。しかし、2~3日たっても熱が下がらない場合は、至急病院を受診してください。

Q.かかりつけ医は何か月くらいから作っておくべきですか?
A.できるだけ早く作っておきましょう。そのほうが安心です。

Q.上の子が感染症にかかったら、隔離したほうがよいでしょうか?
A.可能ならば、赤ちゃんの部屋に上の子の入室を禁止し、ママも上の子と触れ合ったらよく手洗いとうがいをして赤ちゃんと接してください。

Q.赤ちゃんが発熱した場合、ベビーカーで病院まで行ってもかまいませんか?
A.徒歩10分以内ならば大丈夫です。暖かくして行きましょう。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は赤ちゃんが発熱した場合の対処方法を解説しました。初めての発熱の場合はびっくりしてしまうママやパパも多いものですが、まずは落ちつきましょう。赤ちゃんの機嫌がよいならば、重篤な症状ではありません。赤ちゃんはしゃべれませんので、パパやママがよく病状を観察し、医師に告げてください。時間の流れに沿って説明できれば伝わりやすいので、あらかじめメモを作っておくのも良いです。そうすれば、診断もしやすいでしょう。


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