赤ちゃんに枕はいつから必要? 枕の役割とともに紹介します。


赤ちゃん月齢の低い赤ちゃんほど、眠っている時間が多いもの。
そのため、ベッドで使うグッズをそろえているママも多いことでしょう。その中でも、いつから使うのか迷うのが枕です。

そこで、今回は赤ちゃんの枕についてさまざまな面から紹介します。また、枕のお手入れ方法などもご説明しましょう。

これから初めてママになるという方やそろそろ赤ちゃんに枕を使いたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 枕の役割とは?
  2. 赤ちゃんに枕を使う理由
  3. 柔らかい枕は要注意?
  4. 赤ちゃんの枕はいつから必要?
  5. 赤ちゃんの枕のお手入れ方法とは?
  6. おわりに

1.枕の役割とは?

大人は枕がないと寝苦しいと感じる方が多いでしょう。それは、背骨の形のせいです。背骨は、立っているときにはSの字型になっています。しかし、横になると思い頭が布団に沈み、枕を使わないとSの字型をたもてません。だから枕がないと寝苦しさを感じるのですね。

一方、赤ちゃん生まれてすぐの赤ちゃんの背骨はママの胎内にいたころのように、Cの字型をしています。ですから、枕がなくてもそれほど寝苦しさを感じないのです。そのため、赤ちゃんに枕が絶対必要ということはありません。

2.赤ちゃんに枕を使う理由

赤ちゃん用の枕というのは、大人用の枕とだいぶ違った形をしているのです。小さなドーナツ型の枕をベビー用品売り場で見たことがある方も多いと思います。では、赤ちゃんの枕はなぜ大人とは違う形をしているのでしょうか? この項では、その理由と赤ちゃん用の枕の役割をご紹介します。

2-1.吐き戻し防止のため

赤ちゃんの胃は、幽門という食べたものの逆流を防ぐ弁がまだできあがっていません。ですから、ミルクを飲んですぐに寝かせると吐き戻しをしやすいのです。そのため、傾斜をつけた枕を使って吐き戻しを防止する人もいます。吐き戻し防止枕を使えば常に頭が体よりも高い位置にあるため、吐き戻しが格段に減るでしょう。また、これは鼻づまりの解消にも使えるのです。

2-2.頭の形をよくするため

赤ちゃんの頭は、まだ頭蓋骨同士がくっついていません。そのため、ドーナツ型の枕を使って頭の形を整えるという方もいます。ドーナツ型の枕を使えば頭のどの部分も布団に押し付けられて形が変わってしまうことはありません。

3.柔らかい枕は要注意?

まだ寝返りがうてない赤ちゃんが万が一枕に顔をうずめてしまうと、鼻と口がふさがって窒息してしまうことがあります。枕以外にも、ぬいぐるみなども要注意です。赤ちゃんが生まれると、タオル地のかわいらしいぬいぐるみをお祝いでもらうことも多いでしょう。それをベッドわきに飾っておく人もいると思います。

しかし、それがうっかり赤ちゃんの顔におおいかぶさってしまえば、窒息の原因になるのです。ですから、赤ちゃんのベッドの周りにはできるだけものを置かないようにしましょう。

4.赤ちゃんの枕はいつから必要?

背骨のS字が完成する9〜10歳ころまでは、枕はどうしても必要というわけではありません。使うのであれば、首がすわってきた3か月以降から赤ちゃん専用の枕を使うとよいでしょう。しかし、あまり小さな枕は寝相の悪い赤ちゃんだと意味をなさないことがあります。

5.赤ちゃんの枕のお手入れ方法とは?

最後に、赤ちゃんの枕をお手入れする方法をご紹介します。赤ちゃんの使うものは大人が使うものよりも汚れやすいのです。ですから、こまめなお手入れが必要でしょう。

5-1.赤ちゃんの枕はこまめに洗おう

赤ちゃんの枕は、汗やよだれ、さらに口からこぼれたミルクなどがつきやすいです。ですから、こまめな洗濯が必要になります。しかし、枕本体を洗うのはなかなか大変。

そこで、厚手のタオルなどを枕カバーにしておけば、汚れても洗濯が簡単です。薄い枕カバーでは、汚れが枕本体までしみとおってしまうこともあります。さらに、タオル地の枕カバーは赤ちゃんの汗をよく吸ってくれるのです。また、洗濯も簡単でしょう。

5-2.化繊よりも天然繊維がお勧め

赤ちゃんの肌は、大人の半分ほどの薄さしかありません。ですから、ポリエステルなどの化繊よりもコットンなどの天然繊維の方がお肌に優しいでしょう。ただし、最近毛布などに使われているマイクロファイバーは、繊維が細かくとがっています。一見するとふわふわで手触りもよく思えますが、赤ちゃんが顔をこすりつけたりすると傷つきやすいでしょう。ですから、できれば避けた方がよいですね。

5-3.大きすぎる枕は邪魔?

赤ちゃんの枕の中には、寝返りをうっても大丈夫なようにかなり大きなものもあります。しかし、あまりにも大きすぎるものは、邪魔になりやすいでしょう。ですから、片手で持ち運びしやすいものがおすすめです。また、低反発クッションを使った枕などもありますが、そこまでのものは必要ありません。

6.おわりに

今回は赤ちゃんに枕を使う時期などを紹介しました。新米ママの中には、育児書を見ながら「いつから使い始めようか」と悩んでいる方もいるでしょう。しかし、赤ちゃんの好みも成長の具合もさまざまです。極端に遅れていない限り、育児書通りに成長しなくても問題ありません。

赤ちゃんによっては返って枕をした方が寝つきの悪くなる子もいます。そういうときには、無理に使わなくてもよいでしょう。無事に出産がすむと、いろいろな方からベビー用品をもらう機会も増えます。詰め合わせグッズの中に枕が入っているということもあるでしょう。ベビー用品の枕はかわいらしいので、飾っておいてもよいのです。

また、赤ちゃんが大きくなったらおもちゃとしても遊べるでしょう。ですから、「絶対に使わなければ」と躍起になる必要もありません。臨機応変に対処するのが一番です。


この記事の監修者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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