赤ちゃんにお勧めの冬の服装とは? 冬服を選ぶ際の注意点


冬の赤ちゃん朝晩の冷えこみが増してくる季節になりました。
もうすぐ、日中でもコートが必要になるでしょう。
しかし、家の中は暖房が効いて暑いくらい、というところもあります。
冬は夏と同じく屋外と室内の気温差が激しい季節。
赤ちゃんの服装も迷いやすいでしょう。
そこで、今回は赤ちゃんの冬の服装について、ご紹介します。
赤ちゃんの冬服は、どのようなものを選べば使いやすいのでしょうか?
また、上手な冬服の選び方もご紹介します。
初めて冬を迎える赤ちゃんのママやパパはぜひ読んでみてください。

目次

  • 赤ちゃんは暑がり?
  • 赤ちゃんにお勧めの冬着の着せ方とは?
  • 冬の生活の注意点
  • おわりに

1.赤ちゃんは暑がり?

冬はとても寒い季節。赤ちゃんがかぜをひいてしまわないように、つい厚着をさせたくなるママもいるでしょう。
また、年配の方から「赤ちゃんが寒がっているから、たくさん着せなさい」と注意されることもあるかもしれません。
しかし、現在の住宅は密閉性が高く、すきま風などはめったに入らないでしょう。
また、赤ちゃんは暑がりです。
たくさん服を着せて寝かせていると、汗をたくさんかいてかえって冷えてしまうでしょう。
ですから、服の着せすぎは禁物です。
さらに、月齢の低い赤ちゃんほど体温調節がうまくできません。
そのため、たくさん服を着せすぎると体温も上がってしまいます。

2.赤ちゃんにお勧めの冬着の着せ方とは?

では、赤ちゃんの冬着はどうやって選べばよいのでしょうか?
この項では、お勧めの着せ方の一例をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

2-1.素肌の上には、綿肌着を着せよう

赤ちゃん向けの冬服には、スムースやフライス、接結天竺(せっけつてんじく)などの素材があります。
でも、素肌の上には汗を吸収しやすく肌に優しい綿素材の肌着を着せましょう。
温かい素材の中には吸収性に難ありのものがありますので、赤ちゃんのうちは肌着の上から着せてください。
長肌着か短肌着かで迷うママもいると思いますが、上に何枚か重ね着をさせるので短肌着でも問題ありません。
動き回る赤ちゃんはコンビ肌着がお勧めです。
綿は湿気を吸収しますが、湿気をため込む性質もあります。汗ばんでいたら冷えを防ぐためにも肌着も替えてあげましょう。

2-2.基本は重ね着

赤ちゃんの冬服は、厚手のものから薄手のものまでいろいろあります。
1日中外にいるという以外は、薄手の服を何枚も重ねて着た方が体温を調節しやすいでしょう。
また、ベビーカーに赤ちゃんを乗せる場合、毛布などをかけるママが多いです。
この毛布も服の1枚と考えてください。
厚着をした上に毛布までかけてしまうと、赤ちゃんにとっては暑すぎるかもしれません。
特に、暖房の効いた屋内に入る際は要注意です。
また、雪国のママはビニール製のカバーでベビーカーをおおってしまうこともあるでしょう。
これも、思っている以上に熱がこもります。
屋内にベビーカーごと入る場合は、外した方がよいでしょう。

2-3.軽さにも注目

ウールなどの天然素材は、温かいですが重いです。
ですから、ウールの手編みのセーターなどは、赤ちゃんにとっては負担が大きすぎる可能性があります。
赤ちゃんのうちは、温かく軽い新素材を選びましょう。
ウールで赤ちゃんの冬物を手作りしたいという場合は、ベストなど袖のないものがお勧め。
また、赤ちゃん用の毛布や布団も、古いものほど重いです。
お下がりを利用しているママは、一度布団の重さを確認してみましょう。

2-4.汗による冷えに注意しよう

冬は、赤ちゃんが一番かぜをひきやすい時期です。
感染を避けるために、外出を控えるママも多いでしょう。
しかし、前述したように赤ちゃんは汗っかきです。
汗をそのままにしておくと、体が冷えて体調を崩しやすくなるでしょう。
動き回る赤ちゃんは、時々肌着の様子をチェックしてください。
ぬれているようなら、着替えさせましょう。
また、意外に寝ているときも赤ちゃんは汗をかきやすいです。
お昼寝から目が覚めた後なども、おむつと一緒に肌着をチェックしてください。
外出先で汗だくになるかもという場合は、短肌着やコンビ肌着を1枚多めに持っていきましょう。
大判のフェイスタオルも持っていくと、赤ちゃんの汗をさっとぬぐえます。

3.冬の生活の注意点

この項では、赤ちゃんが快適に冬を過ごすための注意点をご紹介します。
こちらも、新米ママは参考にしてみてくださいね。

3-1.暖房のいれすぎに注意

暖かい空気は、上にたまります。
ですから、大人よりも低い場所で動き回る赤ちゃんは、暖房を強めてもそれほど効果はありません。
むしろ、大人がのぼせてしまうかもしれないのです。
また、暖房をいれて厚着もさせれば、赤ちゃんにとっては暑すぎます。
ですから、「赤ちゃんがいるから、暖房を強めよう」と思わなくても大丈夫。
大人が過ごしやすい温度で十分です。
また、エアコンやストーブよりも床暖房の方が赤ちゃんにとって心地よいでしょう。
床暖房が設置してあるお宅は、ぜひ活用してください。

3-2.布団も洋服1枚分と考える

冬生まれの赤ちゃんは、つい厚着をさせてしまいがちです。
でも、あまり厚着をさせすぎると、新生児は体温まで上がってしまうでしょう。
寝ている時間が大半の新生児は、布団も衣服の1枚と考えてください。
ですから、肌着と温かい上着、それに布団で大丈夫です。
もし、元気だけれども熱が高いという場合は、布団をどかしたり服を1枚脱がせたりしてみてください。
下がる可能性があります。

3-3.靴下に注意しよう

つかまり立ちができる赤ちゃんにとって、靴下は危険です。
フローリングやたたみの床の場合は、滑りやすいでしょう。
ですから、ゴムのすべり止めがついた靴下をはかせるか、靴を脱ぐ場合は靴下も一緒に脱がせてください。
また、帽子も暖房が効いた場所でかぶっていると頭から熱が発散できなくなります。
ですから、室内に入るときは帽子も脱がせましょう。
フードつきのコートを着ている場合は、フードを取ってください。

3-4.乾燥に注意しよう

冬は、乾燥しやすい季節です。
赤ちゃんの肌はみずみずしいように思えますが、実は乾燥しやすく、ほっぺや手の甲がカサカサしてしまうこともあるでしょう。そんな場合は、赤ちゃん用の保湿剤を塗ってあげてください。
乾燥が進むと、かゆみが出てかきむしってしまう赤ちゃんも出てくるでしょう。
また、ウールなど起毛がある繊維は、肌にふれるとかゆみを引き起こします。
ですから、上着はもちろんのことマフラーや帽子なども気をつけましょう。
特定の冬物衣類を着たときだけ機嫌が悪いという場合は、繊維がチクチクしているのかもしれません。

4.おわりに

いかがでしたか?
今回は、赤ちゃんの冬の服装についてご紹介しました。
まとめると

  • 赤ちゃんは暑がりである。
  • 月齢が低いほど体温調節機能が未熟なため、着せすぎると体温まで上がってしまう。
  • 冬は重ね着が基本。
  • 素肌の上は綿の肌着を着せよう。

ということです。
昔の家は断熱性が低く、窓やドアを閉め切ってもどこかからすきま風が入ってきました。
そのため、赤ちゃんは厚着をさせることが当たり前だったのです。
なので、高齢な方ほど「赤ちゃんに厚着をさせなさい」というでしょう。
しかし、今は逆に厚着をさせすぎた方がかぜをひきやすいです。
ですから、薄手のものを何枚も着せておいて、室温に合わせて脱ぎ着できるようにさせましょう。
また、暖房だけでなく人がたくさんいる場所も温度が上がりやすいです。
冬のお出かけはこまめに赤ちゃんの様子を確認してください。
月齢の低い赤ちゃんほど、長時間の外出は控えましょう。


この記事の監修者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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