抱っこ紐で肩がこる方へ! 正しい姿勢をキープして肩こりを防ぐコツ


抱っこ紐で肩がこる楽になりたくて抱っこひもを使っているのに、肩がこって使えない、気持ち悪くなるというママも少なくありません。今日はその原因と対処法をご紹介します。

 

 

1.抱っこ紐で肩がこってしまう原因

1-1.ぶら下がっている

10キロの赤ちゃんを抱っこした時にはママの体には10キロの重さがかかります。その重さを分散しているかしていないかによって負担がかわります。例えば10キロ太っても多少だるいなどの感想があっても日常生活を送ることはできますが、10キロの米袋を持ち歩くのは腕や肩が痛くなりそうです。それと同じで10キロの負担がママの体にまんべんなく分散していると一部への負荷は少なくなりますが、肩だけに重さがかかっているとつらくなります。
赤ちゃんがぶら下がった状態で抱っこされているとママは肩に負担がかかりますし、ぶら下がった状態で長い時間過ごしている赤ちゃんもあまりよい気持ちではないだろうと想像できます。ぶら下がっているというのはパラシュートのハーネスにつながれているようなものですから。

1-2.赤ちゃんがリクライニングしすぎている

赤ちゃんがママの体から離れてしまって背もたれにもたれたような状態になると、ママの背中と肩が押されてしまうので肩が痛くなります。赤ちゃんとママの体が離れているということは、それだけ間が空いているために落下の危険もあります。落下の危険があるほどに安定していないと、ママは赤ちゃんを落とさないように緊張するので体に力が入ります。そのこともコリの原因になりますね。
しかしこの場合はそれ以上に腰が痛いかもしれません。

1-3.重さを分散させていない

抱っこしている時に体のどこか一部だけが痛いというのは、以下の理由が考えられます。

  • 赤ちゃんの重さをうまく分散できてない
  • 不安定なために立ち姿勢や歩く姿勢が普段と違う

この状態をかえていくためには、負荷を分散させるような抱っこひもを選ぶと良いでしょう。
すでに自分の抱っこひもをお持ちのママには調整の仕方を次の項でご紹介します。

2.肩こりを予防する抱っこ紐の使い方

まずは手持ちの抱っこひもで肩こりを解消する方法をご紹介します。

2-1.密着させる・高い位置でキープする

赤ちゃんがリクライニングしすぎていると体がつらくなる理由を紹介しましたが、過不足なく密着していればママと赤ちゃんの重心がひとつになるので自分の体重が増えた状態とほぼ同じように過ごせます。
また抱っこの基本は赤ちゃんの頭かおでこに(首を伸ばせば)キスができることです。その高さをどうやったらキープできるか、ご自身の抱っこひもを見てみてください。

いずれにしても取り付けられているストラップを調整することが必須です。

2-2.ソフト・ストラクチャー・キャリアとスリングの調整法

<ソフト・ストラクチャー・キャリア(SSC)>

取り付けられたストラップは必ず調整します。これをまったく調整しないで使えるママは日本ではかなりの少数派です。お腹の脇のストラップはもちろんのこと、抱っこした時に背中の上(首の下)あたりを引き締めるストラップも必ず締めて適宜引いてください。
お腹の脇にあるストラップは前方に向けて引くと引きやすい商品が多いです。

<リング・スリング(Ring Sling)>

抱っこした時に赤ちゃんの頭頂部またはおでこにキスができる位置でキープするのが基本位置です。そのためにはあらかじめポーチをちいさく作ってから赤ちゃんを入れるという順を守らないとうまくできません。筆者も初めてスリングを使った15年前には、ポーチを大きく作ってそこに赤ちゃんを入れて一生懸命に布を引こうとしました。失敗の連続です。
スリングには赤ちゃんを「入れる」という表現を使うことが多いですが、実際は抱き上げた赤ちゃんに布をかぶせる方がうまくできます。詳細は過去の記事などをご覧下さいませ。
リングスリングの場合は赤ちゃんを抱き入れるまでの準備が80%で、赤ちゃんを抱き上げてからはほとんど調整することはありません。上のレールだけです。

3.肩こりになりにくい抱っこ紐の選び方

3-1.密着できる抱っこひもを選ぶ

肩こりや腰痛は負荷が一点にかかることが原因になるので、密着できる抱っこひもを選ぶのが近道です。
ソフト・ストラクチャー・キャリア(SSC)がお好みなら、試着してぶら下がる状態にならないものを選びましょう。概して日本製のものの方が小さく作られていることが多いです。
SSCのメリットは使い方が簡単なことです。ストラップを引くだけなので、事前の練習などは不要です。デメリットはサイズが大きなものもあり、また持ち運びにかさばります。

布製のものなら北極しろくま堂で製造しているようなリング・スリングをお勧めします。布は母子を優しく包み込んでしなやかに可変します。メリットはどんな体型でもフィットして使用することが可能なことです。小さな頃に毛布に包まれると落ち着いて寝られたなどの経験がある方も多いですが、人は繊維に包まれると安心するようです。赤ちゃんにもその作用が期待できます。デメリットは事前の練習が必要なことです。心地よく抱くという経験をしたことがないママが多いようなので、それを体感してから使い始めると比較的うまくいきますよ。

3-2.使い方を工夫する

購入したものが少し合わない場合でも、ストラップをしっかり調整したりすることで改善できますからそれは是非やってみてください。
また、SScの場合はストラップを限界まで引っ張ると母子共に締め付けられて苦しい、でもなんとなく密着できてないということもあります。そういう場合は赤ちゃんのお尻の下にバスタオルなどのかさ上げできるものを敷くといいでしょう。

おわりに

いかがでしたか。
ストラップをちゃんと調整する、これから購入するなら優しく・しっかり包み込んで体重を分散させるものを選ぶなどで子育てライフが激変します。かわいい赤ちゃんでも肩がつらいものはつらいです。
調整と工夫で肩こり解消してくださいね。


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