抱っこ紐で買い物は大丈夫? 赤ちゃんを守るために知っておきたい3項目


大きなベビーカーを買わなかったご家庭では、首がすわらない時期に赤ちゃん連れでお買い物をするのは一苦労だと思います。特にパパがいない時間帯にどうしても買い物をしなければならない時などは、ママとしては不安もあるかもしれません。
今日はそんなときのコツや動きやすくなる方法をご紹介します。

1 首がすわらない時期だからこそ抱っこ紐

このブログでも数回ご紹介していますが、抱っこ紐で密着するタイプは新生児期の体がしっかりしていない赤ちゃんにも使えます。最近の大規模スーパーでは大型のベビーカー(首がすわらない赤ちゃん向け)も貸し出しているようですが、それがないところでも大丈夫です。

1-1 密着するタイプを選ぼう

Baby SlingやBaby Wrapなどのベビーウェアリング(赤ちゃんと密着してだっこするタイプのもの)は新生児から使用することができます。日本ではいちおう生後2週からとしているメーカーが多いですが、海外では生後0日でもOKとしているところも。
この時期は当然赤ちゃんの体もふにゃふにゃですが、ママの体にぴったり密着しているから安定してだっこできます。
ただし、スリングでもリングなしスリングといわれるようなBaby Pouchは密着しないし、縦だっこが難しい(できないわけではない)のでできれば信頼できるメーカーのリングスリングを選ぶと良いでしょう。Baby wrapもお勧めなのですが、まだ日本ではしっかり装着指導できる方がす〜くないです。指導できる方が近くにいるならBaby Wrapもお勧めですよ。

1-2 ○Wayのタイプは試着してから

筆者は海外のメーカーもので○Wayと書かれたものを見たことがないのですが、あれは日本的な表示方法なのでしょうかね? 筆者も第1子の時にはいそいそと購入して使用していました。個人の感想ですが使うのがとても面倒でした。複雑すぎて毎回取説を見ないと装着できなかった。しかも赤ちゃんがぶらぶらするので落としそうでなんか怖い。これは個人的な意見なのですが、何通りにも使用できる紐がいっぱいついただっこ紐は試着して自分で使えそうかどうか確かめてから購入されることをお勧めします。

1-3 Kissable & visible

だっこの基本は「キスができる & 赤ちゃんの顔が見える」です。横抱きではこれができませんが、欧米ではこの標語の普及が図られています。つまり欧米では新生児をだっこ紐で横抱きにしないということなんですが。
キスはちょっと首を伸ばせば赤ちゃんのおでこか頭頂部にできる位置で抱くこと、という意味です。見えるというのは赤ちゃんからもママからもお互いのお顔が見える位置ということです。安全の目安になりますので、ママが抱っこしてみてこうなっているかな〜とチェックしてみてくださいね。

2 やってはいけないこと

乳幼児を育てていてやってはいけないこともあるんです。堅苦しい、そんなことまで考えられないと言わず、ちょっと知っておいてください。

2-1 子どもだけを車で待たせておく

筆者も経験があります。第2子が生まれて間もなく、どうしても区役所にいかなければならなかったとき。上の2歳児だけを連れて、あるいはチャイルドシートで眠っている新生児と2歳児を車内に残して書類だけ取りに行けば3分で済むのに・・・! 雨の中2歳児の手を引いて新生児をだっこして荷物持って傘さして駐車場から歩くなんて。せめて障がい者用の近い駐車場を使わせてもらいたいと思いました。泣きたい気持ちになりました。いや、実際に泣きました。書類一枚のために。
でも車で待たせておくのはやってはいけないのです。ネグレクトになります。

2-2 家で寝かせておく

これもNGです。何があるかわからない留守宅に赤ちゃんひとりでおいておくこともネグレクトになります。上の子が小学生だから大丈夫と思っても、それもいけません。子どもをあてにしてはいけないのです。
たいへんだと思いますが、連れて行きましょう。

3 サービスを上手に利用しましょう

お買い物をしにいくなら各ショッピングセンターや百貨店が様々なサービスを実施しています。ぜひ利用してみましょう。

3-1 生後1カ月からベビーカー貸し出し

大型のショッピングセンターでは生後1カ月からのベビーカー貸し出しをサービスしているところもあります。でも、もしかしたら休日は混み合っているかも。混み合っていると大きなベビーカーを押して歩くのにも気を遣いますが、そもそも貸し出しベビーカーが全部貸し出し中だったりということも考えられます。出掛ける前にいちどショッピングセンターに電話して貸し出し状況などを聞いてみると良いですね。

3-2 初☆託児はいかが?

思い切って時間制度の託児を利用するのも良いでしょう。特にママは産後からの赤ちゃんとの生活で身も心も緊張しっぱなし&疲れが溜まってるかもしれません。多くの自治体では街中でも託児施設を運営していることもありますし、ショッピングモールやその他民間の団体が託児事業をしていることもあります。
託児は安くありませんが、たまには赤ちゃんからちょっと離れて買い物&お茶くらいしないと気持ちも身ももたないよ〜、という気持ちはよくわかります。
母乳のママでも2時間くらいは大丈夫なので、リフレッシュも兼ねて2時間贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
ただし、「母乳だと預けられないからミルクを練習しておく」というのはちょっと待ったと言いたいです。母乳で育てられるママが、いつくるかわからないその時に備えてわざわざミルク育児をする必要はこれっぽっちもありません。

おわりに

いかがでしょうか。新生児ちゃんがいてもママ+赤ちゃんでお買い物することは難しくありません。ぜひそれなりのだっこ紐を用意して出掛けてみてください。
特に冬場は風邪やインフルエンザが心配ではありますが、逆に赤ちゃんは生後3カ月くらいまではママからもらった免疫があるので風邪はもらいにくいです。ちょっとの時間出掛けることで、ママもリフレッシュできるならそれが良いと思いますよ。ついでにカフェに立ち寄って一息いれてはいかがでしょう。


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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