抱っこ紐の購入時期で悩んでます。


当社にはマタニティの方からだいたい生後1歳半くらいまでの方が買いにいらっしゃいます。早い方は妊娠5カ月くらいでご用意されているようです。1歳半でいらっしゃるママは「抱っこ星人で・・・」などとおっしゃいます。
プロの目から見て抱っこ紐を購入する時期はいつがベストなのかを考えてみました。

たくさん抱っこしたいママはやはりマタニティ期に

赤ちゃんが小さいうちにこそ使いやすいもの

抱っこひもの中には○wayという表記で何通りも使えることをうたっているものもありますが、Baby Wrapやリング・スリングも同様に何通りにも使えます。
生後すぐの赤ちゃんにお勧めしたいのは伸縮性のあるBaby Wrap類です。日本での取り扱いは少ないのですが、例えば以下のようなメーカーの商品が使い勝手もよいと思います。
BABY K’TAN
MOBY Wrap
この2つのブランドは伸縮性のある布を使っています。そのため6キロ以上になると重く感じる方が多いようです。しかし赤ちゃんが小さいうちはとっても使いやすいです。

へこおびやスリングも

Babywearingできる抱っこひもはすべて生後すぐから使用できます。上記の伸縮する(stretch)タイプはフィット感はよいのですが、赤ちゃんの体重が重くなると伸びて下がってしまうというデメリットがあります。
伸縮しないベビーラップ系のものやスリングは生後すぐから3歳くらいまで使用できますのでお得感があります。
へこおびなどの布1枚タイプは最初からこれでいこうとするとちょっとハードルが高いかもしれません。着物初心者がいきなり訪問着を着るようなものです。初めての子育てなら良質なリング・スリングをお勧めします。

おんぶひもはゆっくり選んでOK

背中におんぶするおんぶ紐は首がすわってからでないと使用できません。アフリカの民族などは生後数日でおんぶしちゃうみたいですけど、日本ではそれは勧められません。

日本式のおんぶは成長と躾に効果的

日本で昔からされていたおんぶはママの背中の高い位置でおぶうやり方です。赤ちゃんは肩越しにママのやっていることをのぞきこむことができるので、日常生活の様々なことを覚えていきます。
デメリットは紐で結ぶのでバストラインが目立ってしまうことです。

簡単に装着できるのはストラクチャ・タイプ

アフリカ人のおんぶを承継してできたストラクチャ・タイプはバックルなどで簡単に装着できるのが特徴です。抱っこと兼用になっているからお得感もありますね。
デメリットは背中の低い位置に赤ちゃんがいるので、ママのやっていることは見せられません。また赤ちゃんが常時背あてにもたれる姿勢を取りやすく、体幹が育つ状況にはなりづらいかもしれません。(ママの背中に赤ちゃんがぴったりフィットするのが理想です)成形された抱っこひもに赤ちゃんのからだを合わせていく必要があるので、別売りの中綿クッションなどが適宜必要になります。

いかがですか。まとめると以下のようになります。

  • 最初は伸縮性のあるbaby wrap系もgood(6kgくらいまで)
  • コスパを考えるならへこおびかリング・スリング
  • 使い方が簡単なのはストラクチャ・タイプ

ママにぴったりの抱っこひもが見つかるといいですね!


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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