赤ちゃんって抱っこひもで疲れちゃうの?


結論から言えば抱き方(姿勢)によっては疲れることもあるかもしれない、という程度です。
疲れるよりも長時間同じ姿勢で抱っこされていることでどうやら影響もあるらしいです。

重力を利用して体を育てる

太古の昔、人類は子どもを抱いてアフリカから長い旅にでました。その時も今も地球上には同じように重力がありました。重力があることにって私たちは地球上で移動することが可能になっています。どうやらヒトは重力を利用して体を作ってきたとも言えるようです。
10万年前の人類がどのように赤ちゃんを抱っこしていたのかは明らかではありませんが、十分な道具もなかった世界なので、あったとしても木の繊維や動物の皮でしょう。
アフリカの民族は今でも生まれてまだ間もない(生後数週間)の赤ちゃんをおんぶして育てています。それによって赤ちゃんは身体に悪影響があるわけではなく、健康に育っていきます。
一方、昭和初期の育児雑誌を見ると、新生児は横抱きで首や頭に負担がかからないように抱くことを勧めています。
どちらが正しいのかはわかりませんが、いずれも正しいのではないでしょうか。

身体心理学から考える

身体心理学とは『「私にとって感じられているからだ」に注目し「からだとこころ」の関係をこころの側から研究するもの』(wikipediaより)です。気分が落ち込んでいればどうしても下を向きたくなるし、嬉しいことがあれば上を向きたくなるのが私たちの姿勢というものです。反対に言えば下ばかり向いていると気が塞いでくるし、胸を張っていけば気持ちが大きくなり前向きに考えやすくなります。
赤ちゃんもいつも受動的でどこかに寄りかかるしかない状態だとそれなりですし、自分の力を少し出せば自分がなりたい姿勢になれるなら気持ちも変わってくるでしょう。
長時間&長期間抱っこするのであれば、赤ちゃんが無理をしない程度に生きていこう、やってみようと思わせる姿勢を続けたいものです。

抱っこひもによって疲れることは少ない

よほどに無理している姿勢でなければ、抱っこひもによって赤ちゃんが疲れてしまうことはないでしょう。
しかしまだ抱っこひもに慣れていない使い始めて数日のうちに長時間抱っこひもで抱かれていたら疲れることは予想できます。だんだん慣れていくように考えれば良いですが、1日単位ではなく一週間単位くらいで大まかに考えていって構いません。
大人でも子どもでも体調は毎日変わるし、あまり神経質になると赤ちゃんにもそれが伝わってしまいます。赤ちゃんの表情をよくみて話し合って下さいね。(赤ちゃんは言葉が話せませんが、話しかけることが大切です)

いかがですか。
赤ちゃんが疲れない抱っこひもは赤ちゃんが寄り添っていられる抱っこひもです。寄り添う対象がママかそれとも抱っこひもに寄りかかっているかは、ママのチョイスで決められます。気持ちよさそうに抱かれている抱っこひもを選んで下さいね。


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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