腰痛持ちのママにお勧めの抱っこ紐


日経ヘルスの記事によると日本人の体の不調で多いのが、男性は腰痛が1位で女性は肩こりだそうです。男性の2位は肩こりで女性の2位は腰痛。男女は1位と2位がひっくり返っていますが、多くの日本人が腰痛と肩こりには悩まされているということは確からしいです。記事によると腰痛は心理的な負担から感じることが多いそうですが、赤ちゃんがいるママは物理的にもやはり数キロの負担が体にかかっているわけなので、実際の身体的負担もあるでしょう。
今日は腰痛持ちのママとパパのための抱っこ紐をご紹介します。

抱っこおんぶ兼用は体のサイズにあったものを選ぶのが最低条件

赤ちゃんを抱っこして腰が痛くなるパターンの原因にあるのは「腰が反っているから」です。これを取り除けばだいたいの腰痛とはさようならできます。
では腰が反らない抱っこ紐にはどのようなものがあるでしょうか。
答えは、体型にあったもの、のひと言につきます。今、抱っこ紐で流行っているソフト・ストラクチャ−・タイプ(肩ベルト&腰ベルトがついた抱っこおんぶ兼用のもの)はウエストで腰ベルトを締めると赤ちゃんの位置がかなり上に位置してしまい使いづらいと感じる方が多いようです。そのためパパが使うとしっくりするんだけど、私(ママ)が使うとどうも肩紐が浮いてしまうという方が多いです。
それを回避するためにママが使うときには腰ベルトを下げて下腹部に押し下げるように使っている方も多いのですが、産後の体を考えるとこれはあまりお勧めできません。骨盤は漏斗(じょうぼご)のようなかたちをしていて、腰骨付近を締めると股の方が開きやすくなるために将来の尿漏れなどが心配されます。また体型に合っていないと反り腰の姿勢をとりやすくなります。妊婦さんの時のような姿勢です。
このためソフト・ストラクチャー・タイプをご希望されるなら、大柄な方は海外製でも良いですが小柄なママは日本製のものを試着して選ぶことをお勧めします。

どんな体型にも合うのは布製のスリングかラップ

風呂敷はだたの正方形の布ですが、スイカも一升瓶も包んで持ち運ぶことができます。布でできた自由度が高いものは包む技術(包み方、結び方)さえ覚えればかなり便利に使いこなすことが可能です。
これを抱っこ紐に当てはめると、スリングやへこおび(またはBaby Wrap)ということになります。使い方、つまり風呂敷で言う包み方や結び方にはコツや習得が必要なのですが、それをマスターしてしまうと相当に自由度が高く、どんな体型のママ・パパでも、大きい赤ちゃんでもち〜さい赤ちゃんでもみんなフィットして使用することが可能になります。
もともと日本人はシンプルな道具を作り、それに命を吹き込むように人間化して使いこなしてきたという習性があります。風呂敷や着物はもちろんのこと、職人さんが使う道具などにもこの文化が息づいているそうです。だたの布をとりだしてさ〜っと抱っこができるとかっこいいんですよね〜!

いかがですか。体のことをよく見ている職業の方とお話しする機会がありますが、そこで聞くのが、最近の若い女性は「モデル立ち」(モデルさんのように腰を少し反らせて立っている姿)をしている方が多いそうです。体幹が鍛えられていないと体を反らせた方が楽に立っていられるという理由ももしかしてあるかもしれません。
体幹が弱いと歳をとってからの不調が増えるので、ママはもちろんプレママのみなさん(筆者も含めて)鍛えましょうね。

参考サイト
各国の平均体重比較
http://en.wikipedia.org/wiki/Body_weight
各国の平均身長比較
http://en.wikipedia.org/wiki/Human_height


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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