小柄なママの抱っこ紐選びポイント2つ


「ママ友に教えてもらった抱っこ紐がなんだか私にはしっくりこない」なんて思っているタイニーなママもいるかもしれませんね。小柄なママのお子さんが同じように小柄とも限らず、赤ちゃんの成長はいろいろですから悩みは大きいわけです。
今日は小柄ママのための抱っこ紐選びのポイントをご紹介しましょう。

原産国を知ること

海外の抱っこ紐が大量に輸入されるようになったのはこの15年くらいです。それまでは海外製品は小さな代理店などが輸入していましたが、今は大手の商社も参入していますし、育児用品メーカーが海外メーカーと契約して代理店になっていることもあります。
このような環境下、選ぶ時に大事なのはその製品が企画され流通している国の一般的な体格です。
スリングのようなシンプルなものはあまり問題になりませんが、ストラクチャー・タイプのものは調整にも限度があるため、体格がかけ離れた国のものを選ぶとフィットしないということが大いにあります。ちなみに現在流行している腰ベルト・肩ベルト式の抱っこ紐はアメリカの商品が多いと思いますが、アメリカ人女性の平均体重は74キロです。日本人女性の平均体重よりも約20キロくらい重いので、そのくらいの体格を想定して設計されていると考えて良いでしょう。

スリングなどのシンプル構造を選ぶ

スリングにも種類があります。調整が容易なのは2つのリングがついている「Ring Sling」です。購入時にサイズを選ぶ「Pouch」も販売されていますが、このような調整ができないものは【大は小を兼ねない】のでサイズ選びは最重要になります。大きければ落下の危険がありますので、赤ちゃんを抱っこしたときにお尻がママのお臍より上に位置できるサイズを選んで下さい。

リングがついているスリングは調整が容易にできるので、小柄ママにはぜったいお勧めです。北極しろくま堂で大きな体格の方には特注サイズの注文がありますが、小さいママへのサービスがありません。理由はシンプル構造ゆえに、ママのサイズにあわせてテールをカットしてしまえば良いからです。(テールを長いまま使用する場合には、階段やドアの開け閉め、エスカレーターにご注意ください。余った布はリングのまわりに巻いておくと良いですよ)
その他、へこおびやBaby wrapという身体に巻き付けて装着するものもお勧めですが、こちらは使用するのにちょっとだけコツが必要になるので、スリングが上手にできてからの方が技術の習得が早いかも・・・。へこおびやラップをサッと巻けるとすっごい格好いいんですけどね!!

日本人は世界的に見ても体格は大きな方ではないしスマートな女性が増えていますから、抱っこ紐選びはますますたいへんかもしれません。
でもシンプル抱っこ紐であればあるほどフィットしてラクに過ごせますから、じっくり選んでくださいね。
そうそう。どうしても腰ベルト式のストラクチャータイプがいいなと思っているママは、国産メーカーから選ぶと良いです。赤ちゃんを支える本体の大きさも日本人の赤ちゃんに合わせて設計されているのでぶかぶかになりにくいようですよ。アメリカ人の赤ちゃんの出生体重(平均)は3300g、オランダ人の赤ちゃんは3500gですって。赤ちゃんの体格も違うんですね。


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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