ほんとのところ、抱っこ紐っていつまで使えるの?


出産準備品の中でも抱っこ紐の値段はさまざまで、どのくらいの予算をさいてよいのかわかりづらいということがありますよね。ベビーカーなら小さいころから使えるのか、機能などによっても値段が違うので検討しやすいかもしれませんが、「抱っこ紐ってどれだけ使うかわからない!」と思っているプレママも多いかもしれません。
ぜひとも費用対効果が良いものを選びたいというママの気持ちはよくわかります。
そこで今日は抱っこ紐はいつまで使えるかを考えたいと思います。

ストラクチャタイプ(肩紐、腰ベルト付きのがっしり型)

ストラクチャタイプ(肩紐&腰ベルト付き)の場合はがっしり支えてくれるので重くなっても比較的楽に使用できるかもしれません。ただ「抱っこ」に限ると難しい面があります。
正面に抱っこすることが多いストラクチャタイプは子どもの背が高くなってくるとママの視界が遮られ、とても歩きにくくなります。それを回避するために斜めがけの装着方法も取扱説明書に書いてありますが、それをやっているママを見かけたことはありません。(筆者調べ)
おんぶは背が高くなっても使えます。

スリングなどのたすき掛けタイプ

たとえば、北極しろくま堂のベビースリングの場合は耐荷重が16キロまで使えるので、だいたい3歳くらいまでが使用期間になります。これは製品として使える範囲ですから、実際には3歳にもなれば多くのお子様は歩くというより走り回っていることが多いでしょう。病気などで待合が長いとか、甘えたいという時にしか使わなくなります。
しかしスリングであっても、伸縮性がある商品(布)の場合は、耐荷重は同程度だとしても生後6カ月くらいで使い納めになることがあります。ベビーウェアリング・カンファレンスでも同様の話題が話し合われましたが、アメリカ人インストラクターは伸縮性があるスリングは6キロくらいまでと言っていました。
使用感は個人によって違いますので一概に言えませんが、布に伸縮性があると重心が下がってしまうので、ママ側への負担が大きくなるためです。
スリング類は日本人はおんぶはできません。

網でできたような、ちょい抱っこするような商品はママ側の支える面積が狭いため、負担感があります。これは大きくなると肩などに食い込むことが多いので、あくまでちょい抱きと考えておいて良いでしょう。その分、お値段も安いのでそれはそれで割り切っても良いと思います。

おわりに

いかがですか。
ある研究によると抱っこしている時間が最も長いのは首座り前までの時期で、新生児のころは1日6時間くらい抱っこしているという結果が示されています。
スリングのヘビーユーザーも、スリングを毎日使うのは1歳半くらいまでで、それ以降は2日に1回になり、3日に1回になり・・・とだんだん使わなくなっていくと言う方が多いです。

耐荷重はその年齢の体重よりも耐えられるように設計されている商品がほとんどですので、ママがどんな時期に主に使用したいのかを考えると選びやすいかもしれません。

特に抱っこ時間が長い新生児期の抱っこ紐の選び方については、こちらのページが参考になります。


この記事の執筆者

園田正世(そのだまさよ)
北極しろくま堂有限会社 取締役

北極しろくま堂有限会社 取締役 園田正世(そのだまさよ)

2000年〜北極しろくま堂有限会社 取締役
2010年〜非営利活動法人だっことおんぶの研究所 理事長
2013年〜本格的にベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の研究を続けている。
東京大学大学院学際情報学府博士前期課程修了
同大学院博士後期課程在学中

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