おんぶひもとは?
北極しろくま堂でご紹介するおんぶひもは昭和30年代以前のもの。日本では身近にあるものをおんぶのひもとして使用してきた歴史が長く、着物の兵児帯や角帯はその代表例です。昔からおんぶされている子どもは下痢にならないと言われていました。
母子の視線が同じになり、子どもとの共通の話題も増えるかもしれませんね。
北極しろくま堂でご紹介するおんぶひもは昭和30年代以前のもの。日本では身近にあるものをおんぶのひもとして使用してきた歴史が長く、着物の兵児帯や角帯はその代表例です。昔からおんぶされている子どもは下痢にならないと言われていました。
母子の視線が同じになり、子どもとの共通の話題も増えるかもしれませんね。
| 対象 | 頚がすわってから14.9キロまで(約3歳程度) |
|---|---|
| お洗濯方法 | 本体はネットに入れて洗濯機<弱流水もしくは手洗いモード>、緩く干して陰干し/乾燥機使用不可 頭あて(枕)は手洗いのみ |
| その他 | 日本製・すべてPL保険加入済み |
| 素材 | 表地 綿100%、中地 ウレタンフォーム |
|---|---|
| 長さ | 約430センチ |
| 幅 | 約7.5センチ |
| 素材 | 表地・裏地・芯地 綿100%、 帯・頭あて(枕)中地 ウレタンフォーム、同(枕)芯 ポリエチレン |
|---|---|
| 大きさ | 腰ひも (Dカン〜Dカン)55センチ、肩ひも 幅7.5センチ |
| 適応サイズ | ウェスト55センチ以上、80センチまで。(こま結びで) |
ロットにより多少誤差がしょうじます。
今では子どもの浴衣などでよく使用される兵児帯。もともとは正絹(しょうけん)でできていました。幅は着物の生地幅で長さ4メートルくらいあり、男性が着流しする時にもよく用いられていました。
北極しろくま堂では赤ちゃんにも優しく選択しやすい綿100%の楊柳(ようりゅう)という生地を採用し、現代版兵児帯を再現しました。生地に細かいしわがあるのでずれません。通気性も抜群です。このおんぶ用兵児帯の長さは4.5メートルありますので、大柄な方や男性でもご使用いただけます。
どのおんぶひもに比べてもフィット感は抜群ですが、はじめておんぶ育児をする方には長さに慣れないこともあります。
ご家庭でネットに入れて洗濯機で洗えます。
柔道の帯のようなおんぶひもです。幅は7センチ程度で長さは4メートルあります。
これだけでおんぶができますが、ひもの中心にバスタオルをひっかけて赤ちゃんをくるむようにしておんぶすると安定感抜群で保温や落下防止にもなります。
ご家庭でネットに入れて洗濯機で洗えます。
昭和30年代の型紙をリバイバルさせて製作しました。くるくると畳むと1本ひもと同じ大きさにまとまります。背当てがついているのではじめておんぶする方にも使いやすいです。
腰ひもにはDカンがあばら骨にあたっても痛くないようにクッションがついています。お尻の当てがひろいので股関節脱臼防止にも役立ちます。
ご家庭でネットに入れて洗濯機で洗えます。
昭和30年代の型紙をリバイバルさせて製作しました。頭あては取り外しできます。背当てがついているのではじめておんぶする方にも使いやすいです。
1歳未満の赤ちゃんは背中で寝てしまうことが多いので頭あてがあると安心できます。寝てしまった時にもスムーズにお布団におろすことが可能です。
腰ひもにはDカンがあばら骨にあたっても痛くないようにクッションがついています。お尻の当てがひろいので股関節脱臼防止にも役立ちます。
しろくま堂ではたくさんの色柄をご用意しています。
お洗濯はご家庭でできます。頭あてははずして手洗い、本体はネットに入れて洗濯機で洗えます。
乳母車がなかった頃、赤ちゃんを移動させたり仕事に同行させるにはどうしていたのでしょうか?
日本では絵巻物などをみると、赤ちゃんを抱っこしてあやしていたり、子どもがおんぶしている様子が描かれています。
多くの国では「身近にある道具」を用いておんぶや抱っこをしていました。アフリカではパーニャやカンガと呼ばれる大きな布、アンデスではカラフルな繊維で編んだ織物。アジアでは帯と書かれるような長い紐状のもの。日本では着物の一部が使われてきました。
昭和初期ごろまでは東北地方の寒い地域では、着物の中に赤ちゃんをおんぶして保温している姿も日常的に見られたようです。ねんねこ半纏(ばんてん)や亀の甲はおんぶ時の保温用に作られたものですが、育児専用のものがなくても工夫して子育てをしていたようです。
戦後すぐに創業した(株)トリゴエ(東京都江戸川区:現在は廃業)の話によると第2次世界大戦直前もしくは直後に背当てがついたおんぶひもが開発されたそうです。(その原型を復活しているのがしろくま堂の「背当てつきおんぶひも」)
ところが昭和40年代に入るとおんぶのやり方がわからないという消費者からの声が寄せられるようになり、赤ちゃんの脚を入れる輪っかがつけられました。
その後赤ちゃんのお尻があたる部分がメッシュになったり、お母さんの胸を強調してしまうようなバッテンひもが姿を消していきました。
昭和50年代の後半、元歌手の山口百恵さんが赤ちゃんを前抱っこで育てていることがマスコミで報道された頃から、おんぶひも自体の消費量が激減し、主流が前で抱っこする抱っこ紐に移っていったそうです。
北極しろくま堂では2002年にお客様からの要望を受け、昭和30年代の型紙をもっているトリゴエさんに製作を依頼するかたちでシンプルなおんぶひもを復刻しました。
オリジナルの型紙は50年以上前のものです。当時の女性は着物で過ごしていた人が多かったので、型紙としては腰紐がかなり長かったです。そこで腰紐の長さを現在の女性の体型に合うように直したり、あばら骨に部品があたらないようにクッションをつけました。
コーデュロイで作ることが多かったおんぶひもも、現代のファッションセンスに合うように生地を選びました。
「今、おんぶしてる人なんて見たことない」とよく言われるのですが、私たちは家事をこなすにはおんぶひもがだんぜん有効で、シンプルな形が使いやすいと信じています。ただ、昔のようにおんぶ姿で外出する方が少ないだけなのです。
赤ちゃんはいつの時代でもお母さんや信頼出来る人にふれあって育っているのです。