初日の6月25日は、朝から知的財産権に関するセッションに申し込んでいました。電車を乗り継ぎ、会場のDePaul Universityに向かいました。この大学はシカゴ市内にたくさんの校舎が分散していて、私たちが行ったのはそのなかでもミシガン湖に近いステューデントセンターというところでした。このカンファレンスを主催するのはシカゴのお母さんたち。ボランティアでの活動ながら、大学側と交渉して会場を確保することからはじまり、4日間の充実したプログラムを組み、資金を集め、スムーズに運営できるように心を砕いていました。
会議のテーマはbabywearing(赤ちゃんを身にまとうこと=比較的密着して抱っこやおんぶすること)に関することなら何でもOKで、ビギナー向けから専門的な話まで様々に用意されていましたが、このメルマガでは、今みなさんが一番知りたいであろう、抱っこひもとおんぶひもの「世界の流行」をレポートします。
人気第1位はスリング! ではないんです
これがMeiTai
このカンファレンスには、世界各国からbabywearingのヘビーユーザーが集まってきます。新しいものや珍しいものに目がなく、気に入ったものはいくつでも揃えるといった人たちが多いので、そういう感覚と読者の皆さんとの興味は若干違うかもしれません。
さて、そのbabywearing大好き人間とも言えるヘビーユーザーの中でもっとも使われている抱っこひもは……Mei Tai(当社の商品では「タートリーノ」)なんです。
スリングの利用者が1とするならば、Mei Taiはその2倍という印象です。Mei Taiは抱っこもおんぶもできる優れものですが、ほとんどの方は抱っこで使用していました。
次にくるのがリング付きスリング。ただし、アメリカのスリングは簡単な構造のものが多いので「キュット ミー!」のようなパッディングスリング(中綿付きスリング)は少数派でした。その次にPouches(パウチ)と続きます。
Pouches(パウチ)というのは、カンガルーの袋のことで、リングなしスリングが英語圏ではそう呼ばれています。
Sling without ringsとは言わないんですね。
ヘビーユーザーで人気のスリング
(園田調べ)
| 1位 | Mei Tai(=タートリーノ) |
| 2位 | リング付きスリング |
| 3位 | Pouches(パウチ)=リングなしスリング |
その他には、日本ではあまり見かけないラップタイプの布を使っている人が何人かいました。
展示ブースは、カラフルな色柄の商品があふれていましたが、日本人の服装と合うかどうかというと…ちょっと難しいな、と私は思いました。まぁ、私は定番スタイルをどうしても好みがちなので、あまり参考にならないかもしれません…。
展示・販売ブースの様子
2年前に参加したときMei Taiは、まだ出始めという感じで、流行を先取りした人を中心に見かけましたが、出展業者の数はそれほど目立っていませんでした。当時は、スリングの業者が一番多かったです。しかし今年は、Mei Taiとスリングの業者は肩を並べるくらいになっていました。Mei Taiは、それほど使いやすい抱っこひもだという証なのでしょう。