こだわりの親子下駄

その履き心地のすばらしさに店主の園田がほれこみ、北極しろくま堂のオリジナル生地による生産販売を決めた静岡産の手彫りの下駄。足の裏にぴったりとくる抜群のフィット感が好評を博し、2004年の発売開始以来夏の人気商品として定着しました。本特集では、この下駄にこめられた職人の「こだわり」をご紹介します。

vol.1 水鳥のこだわり

静岡市の中心部から少し離れた静かな郊外に社屋をかまえる水鳥工業は、創業1937年の老舗下駄メーカー。北極しろくま堂の親子下駄はここでつくられています。
19世紀後半を皮切りに静岡の地場産業として発展した下駄づくりも、20世紀前半の数々の戦争による需要の低下や戦後のサンダル製造のはじまり、生活の西洋化にともなって、職人の数が激減してゆきました。
時代の流れにあわせ、水鳥工業は創業以来のノウハウを生かしサンダルやシューズの部品製造を手がけましたが、平成になって下駄づくりを再開。人の足裏に合うよう立体的に仕上げた木地に、ファッション性の高いモダンな鼻緒をすげた斬新な下駄を生み出し、静岡の地場産業に新しい風を吹かせました。

そんな水鳥工業の職人たちがつくる下駄へのこだわりは、5つの印象的なキーワードで表現されています。©(株)水鳥工業


水鳥工業では、自社の下駄を科学的に分析するため、静岡大学において大変興味深い実験を行いました。素足で歩くのと、下駄を履いて歩く。足裏の温度にはこんな違いがでています。画像提供:(株)水鳥工業

実験チームの、静岡大学教育学部生涯スポーツ教室所属横山義昭教授・中野恵美子教授によるサーモグラフィ撮影の所見は「水鳥の下駄は、足裏全体のフィットした形状と歩行中に絶えず足裏全体を刺激しているためと考えられる。または鼻緒をしっかりと掴んで歩行していたことも考えられる」。
このほか、人の体の重心が後ろ寄りとなって姿勢が悪くなる「浮き指」という現象がありますが、「水鳥の下駄による歩行運動は重心をつま先寄りへ変化させて、浮き指を修正しながら姿勢をよくする可能性があると考えられる」という所見も出ていました。
水鳥の下駄の効果を、是非皆さまも体感されてはいかがでしょうか?

次号のSHIROKUMA mailでは、このこだわりの下駄がどのようにして出来上がるのか、その工程をご紹介します。どうぞお楽しみに!

水鳥工業がアーティストのひびのこづえさんとコラボレーションして生まれた「ひのきのはきもの」

06年サライ大賞/07年東京ギフトショーアクティブデザイン&クラフトアワードコンテスト準大賞を受賞。洗練されたラインアップを是非一度HPでご覧ください。

株式会社水鳥工業

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ホームページとネットショップ
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当社で購入していただいた下駄の修理は当社が窓口となってお受けします。費用は実費をいただきます。当社がオリジナルで製造した下駄の鼻緒は同じ生地でのすげ替えはできない場合がありますので、いずれもご容赦くださいませ。


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