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おさらいしよう!スリングのつかいかた

「リングの位置はここでいいの?」「赤ちゃんの足はスリングから出ていなくて大丈夫?」「赤ちゃんはたてに抱っこして大丈夫?」「スリングは洗っていいの?」「赤ちゃんは苦しくないですか?」「お尻がぬけたりしないかな?」

スリングに関するご質問は日々後をたちません。まだ広く知られていないスリングの使い方を、イラストと実際の画像をみながらいま一度おさらいをしてみましょう!

※スリングの使い方について詳しくはスリングご購入時にお渡しするDVDやリーフレットをご覧下さい。

スリングを使って抱っこする前に確認しましょう

スリングを使わない新生児の抱っこ
コアラ抱っこ

準備編でもふれたように、股関節脱臼をしやすい日本人の赤ちゃんを抱っこするときは、生まれたあとは自然に曲げている赤ちゃんの足をそのままに抱っこする「コアラ抱っこ」を実践したいものです。

  1. コアラ抱っこは、赤ちゃんのおなかをお母さんの体に向かい合うようにして抱っこします。片手は赤ちゃんのお尻を支え、反対の手は赤ちゃんのくびや頭、上半身を支えてください。
  2. くびがすわるまでは赤ちゃんの体を少し傾けて、上腕部(力こぶができるあたり)に赤ちゃんの頭がもたれるようにするとくびが安定します。
  3. 横抱きで赤ちゃんのまたの間にお母さんの手を入れても股関節脱臼の予防にはなりません。
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新生児の基本抱き(0〜3か月児)

ではさっそく「コアラ抱っこ」をスリングで実践し、『新生児の基本抱き』をやってみましょう。この抱き方は「寄り添い抱き」「腰抱き」「たて抱き」とほとんど同じですが、体格が小さい分ポーチの作りが小さくなります。また赤ちゃんはリングと反対側のレールに頭をもたせかけることになるため、体全体がリングと反対側にかたむくことが多いです。

1. スリングを装着します(準備編参照

2. 赤ちゃんをげっぷさせるときのように肩パッドとは反対側の肩に高めに抱き上げます。

3. スリングの下側から手を伸ばし赤ちゃんのあしを使用者の体に巻き付けるように開脚させ、スリングに座らせます。
このとき、あし先を引っぱるのではなく、ひざを開くようにしてください。

4. 赤ちゃんの上半身が使用者に寄り添うように、しっかりとテールを引きます。

※ この赤ちゃん(生後4・5週)はスリングの中で体を斜めにするのではなく、綿の入ったレールにやわらかく頭をのせた状態になっています。

※ また、新生児の基本抱き完成時の注意事項として以下のイラストもご参考にしてください。

  1. 図1.正しく基本抱きされている赤ちゃんの体は後湾(猫背)の状態で、背骨は首から腰にかけてまっすぐになっています。

  2. 図2.ポーチのゆるみなどが原因で赤ちゃんの体が側湾(背骨が左あるいは右に湾曲した状態)になるのは好ましくありません。

  3. 図3.側湾している場合は、湾曲した背中の部分の布をたぐってそこにつながっているテールの場所を引き、図1の状態になるよう調節しましょう。

新生児の赤ちゃんをスリングに入れた状態で授乳する場合

  1. 小さな赤ちゃんならば、スリングを少しゆるめれば基本抱きのまま授乳をすることができます。スリングをゆるめるときは、お母さんはどこかに座るなどして必ず安定した状態を確保してください。
  2. 授乳の時に限るならば新生児の赤ちゃんをスリングの中で横抱きにしてもいいでしょう。ただし、赤ちゃんの膝をお母さんのお腹で押してしまうようなことは避けたいものです。準備編「スリングを使った新生児の抱き方について」に書いた3つの注意点をご参考にされてください。
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寄り添い抱き(4か月ごろ〜)

寄り添い抱きは大きくなっても(16キロ程度まで)ずっとお使いいただける抱っこのしかた。お尻が深くポーチに座り、足がスリングの外にちゃんと出る抱っこ。相撲の「四股を踏む」ようなイメージです。

1. スリングを装着します(準備編参照)内側のレールはアンダーバストに沿うあたりにきています。自分の手を入れてポーチの底がおへそのあたりの深さになるように調節をしましょう。

2. 赤ちゃんをリングと反対側の肩にげっぷさせるときのように高めに抱き上げ、足をスリングの内側から外に出すようにポーチにおろしてゆきます。
リングと反対側の手で赤ちゃんの足を誘導してあげるとスムースです。

3. 上側のレールにつながっているテール☆の部分を引いて、赤ちゃんの上半身が密着するように全体を整えます。ポーチのたるみがまだあるようであれば、その部分につながるテール★をひっぱってください。

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腰抱き(4か月ごろ〜)

正面ではなく腰で赤ちゃんを支える抱き方です。
赤ちゃんも抱っこする大人もお互いにしっくりくるようであれば、新生児でもお試しいただけます。(身長がある場合)最も適当なのは4か月ごろからです。

※この例では2歳児を抱っこしています。

1. 寄り添い抱きと同じようにスリングを装着します。

2. 寄り添い抱きと同じ方法で赤ちゃんを抱きいれます。この時に赤ちゃんの片方の足は背中のほうへまわします。ポーチに入ったら、膝ウラにレールがあたるようにし、深く座らせて下さい。

3. 赤ちゃんはお母さんの体を横から挟むように腰骨の上に座ります。テールを引いて、赤ちゃんを密着させてください。

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たて抱き(4か月ごろ〜)

足先もすっぽりとスリングの中に入る抱き方。最も適当なのは4か月ごろからです。赤ちゃんが足をたたむことを嫌がったら、この抱き方は避けて下さい。

1. 寄り添い抱きと同じようにスリングを装着します。

2. 寄り添い抱きと同じように赤ちゃんを肩の上に抱きかかえます。
そこで赤ちゃんの足をあぐらを組むようにまとめながら、体全体をスリングの中におろしてゆきます。

3. 赤ちゃんはポーチの中に座ります。テールを引いて、赤ちゃんの上半身が密着するように全体を整えれば完成です。

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これも大事!
くびの座らない赤ちゃんをスリングからおろす方法

1. 布団やベッドなど赤ちゃんを寝かせるところでスタンバイ。外側のリングをもちあげてスリングをゆるめます。片方の手は赤ちゃんに必ず添えて。

2. 抱っこしている人が前屈みになって赤ちゃんを寝かせたら、抱っこしている人がスリングから抜けてください。抜けるときは頭が先です。

3. スリングをそのままにしてあげると、抱っこしてくれていた人の温もりに包まれた状態が続くので、赤ちゃんはより安心するでしょう。


次回予告お疲れさまでした! 新生児からお試しいただける抱っこの方法はおわかりになりましたか? 次号では、赤ちゃんの3・4ヶ月健診で股関節に異常が見られなかったら是非ともお試しいただきたい様々な抱っこの仕方をおさらいします。

※ 北極しろくま堂のHPには「スリングの質問箱」をご用意し、大勢の皆様から寄せられたスリングの使い方や選び方などに関するご質問とそれに対するお答えを常時公開しております。キーワード検索も出来るようになっていますので、是非ご参考になさってください。
※ 東京/自由が丘と神戸/トアロードの直営店にはベビーウェアリングコンシェルジュやトレーニングを積んだスタッフが常駐しております。授乳スペースやお子様が遊べる場所もございますので、お時間が許す方はこちらも合わせてご利用下さい。


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