【SHIROKUMA mail】北極しろくま堂メールマガジン HTML版 vol.56 2010.1.27



もくじ

使い手の声をデザインする 第二部
春よこい 春色スリング取り揃えました。
キュット ミー!の困ったを解決♪その1「テールがうまくひけないんです・・。」後編


お知らせ

フォトコンテスト2010まもなく締め切りです!

毎年恒例のBabywearing☆フォトコンテスト。北極しろくま堂製品を使ってだっこ、おんぶした写真をお送りいただくと、審査結果により豪華賞品をプレゼント。10周年の今年は賞品もパワーアップしました。
応募締め切りは1/31(日)です。
日頃のBabywearingライフのひとコマをぜひお送りください!
フォトコンテスト2010の詳細はこちらから







第一部より続く】

北極しろくま堂ではオリジナルスリング「キュット ミー!」が2009年グッドデザイン賞を受賞しました。この度の受賞を記念して、これまでイスを中心とした製品でグッドデザイン賞を数多く受賞されている家具デザイナー村澤一晃さんと北極しろくま堂店主園田の公開対談を開催いたしました。
一見全く違うジャンルの家具づくりと子守帯づくりの意外な共通点や、ユーザーの声を取り入れたデザインの構築に関してまで、非常に興味深い内容となりました。
二人のもの作りとデザインに対する想いや姿勢をじっくりお楽しみください。


安全性と制限されるデザイン


平野

デザインというものはオリジナリティが求められるものだと思うのですが、村澤さんはどのような部分をこだわってデザインされているんでしょうか。


村澤

イスは元々はヨーロッパやアジアでは中国で権力者のための道具として使われていました。だからごつくて大きいものが多かったんです。ヨーロッパのイスは床から座面までの高さが45センチあるんですが、私のデザインするイスは41センチで作ってあります。よくある話なのですが、輸入家具を扱っているお店で試しに座った時は特にそうは感じないのですが、買って家に帰って座るとなにか違和感がある。なぜかというと家具屋さんでは靴を履いていますよね。だから家に帰って靴を脱いで座ったときにお店での感覚と違ってしまうんです。靴を脱ぐという日本独特の文化的な背景があるので、たかだか4センチの高さの違いだけをとっても十分オリジナリティのあるデザインだと思っています。イスは家具屋で使う商品ではないですので。だから、おんぶひものDカンが当たって痛いという声に対してクッションをつけるというのも使い手の声を大切にしたオリジナルデザインなんだと思いますよ。あと、私の作るイスは比較的座面が大きいですね。


園田

たしかに少しがっちりした印象がありますね。


村澤

実は私は家でいすに座ると片足をあげて座ったりするんです。それがしばらくするとあぐらになっていったり。日本人だなあって思います。だから自分でデザインするとあぐらでも大丈夫なようにこのような幅に作ってしまうんです。これじゃないと安心できないんです。今大学でも教えているのですが、イスの上で正座する生徒をたまに見かけるんですよね。


園田

ああ、いますね(笑)。


村澤

あとイスの上で体育座りしたりする人も。色んな座り方があっておもしろいなと思います。だからイスもそれだけバリエーションがあっていいんじゃないかと思っています。使い手の行動観察をしているとおもしろいですよ。ただ頭でっかちに考えすぎると、あっちこっちに機能をつけてという話になってしまう。例えば動きやすいようにキャスターをつけるとか。そんなもの必要ないんじゃないかと思ってしまいます。そこまでいくとイスの形じゃなくなる気がするんですよね。


園田

どこでストップさせるかは大切ですよね。さきほどお見せしたタイプのおんぶひもは昭和40年くらいからは「赤ちゃんを落としそうで怖い」という声が増えていったそうで、足入れをつけるようにしたそうです。実際視覚的な印象だけで、足入れをつけたからと言って何も変わらないのですが。また、「胸が強調されていやだ」という声が多くなってきたからリュックサック式に変わっていったという流れもあります。リュックサック式にすることによって肩にかかる負担はかなり大きくなってしまったので、ユーザーの声を聞きすぎた結果残念ながら良くない方向に変わってしまったようです。


村澤

うんうん。確かに足入れまではいらないんじゃないかと思いますね。


園田

基本的に風呂敷の使える日本人はスリングやおんぶひもを使いこなせると私は思っているんです。スリングでも色んな安全ベルトをつけている商品はあるんです。そうなってくるとただ安全に運べればいいだろうという感覚になっている気がしますね。赤ちゃんを抱くという行為と運ぶということは私は違うと思っています。


村澤

今タンスにはどういう説明書をつけているかご存知ですか。「引き出しを開けたら体重をかけないでください」と書いてあるんです。開けた引き出しに力をかけたら倒れるのは当たり前じゃないですか。でも当たり前のことに説明をつけないといけない時代になっているんですよね。それがデザインにも影響して倒れにくい、どっしりしているというのが大前提になってしまうんです。何か事故が起こったら困るからという前提でデザインすると、使い手とのコミュニケーションはどんどん分断されていって、安全にしてさえいればいいんだろうということになってしまいます。


園田

電子レンジに猫を入れないでというのと同じですよね。(笑)


村澤

ははは、そうです。こちらが当たり前でしょと思っていることが通用しないと形もデザインも制限されていくので、あえてそこに挑戦していきたいとも思いますね。だからここは分かってほしいなということを家具のデザインの中に落とし込んでいくこともあります。


つづきはこちらから




おんぶひも

ブラック/マルケル

価格: 4,830円 (税込)

シックな黒に手書き風の○が並んだアートなデザイン。モノトーンでキッチンにも映えそうな印象です。

おんぶひも

ビートル(総柄)

価格: 5,250円 (税込)

コーデュロイ生地のおんぶひもはきゅっと締めたときの使い心地も抜群。カラフルなドット柄がかわいいデザインです。


兵児帯

モスグリーン/シャン

価格: 4,410円 (税込)

モスグリーンは汚れも目立ちにくくて定番となりつつあります。バイアスの細かい花柄がおしゃれです。

兵児帯

ピーチ/ドット

価格: 4,410円 (税込)

サーモンピンクがキュートな印象の兵児帯。だっこでお出かけ、おんぶで家事。一本あると大活躍です。

















しっかりだっこ、ささっとおんぶ

タートリーノNEO

コム マルチイエロー

価格: 10,500円 (税込)

明るいストライプはとっても目立つ配色で、従来のだっこひもにはなかったようなおしゃれなイメージです。

タートリーノNEO

コム マルチブラウン

価格: 10,500円 (税込)

合わせやすいブラウンは、お洋服を着ている感覚でだっこできます。アイボリーのひもとのバランスも抜群です。


タートリーノNEO

コム マルチピンク

価格: 10,500円 (税込)

春が待ちきれない!という雰囲気の元気なピンク地のストライプ。
バックル式になって装着も簡単です。

タートリーノNEO

コム モノブラック

価格: 10,500円 (税込)

おんぶひもでも大人気のモノブラック。お父さんとの共用で使われる方が多いようです。育メンの必需品です!





新製品情報

キュットミー!

パウダーフィオーレ

価格: 9,870円 (税込)

バラ柄の白を基調とした生地に、レール部分はピンクのドット柄を合わせました。華やかな印象で、神戸店で好評の限定品です。

キュットミー!

コーラルベリー

価格: 9,870円 (税込)

濃いピンクにいちご柄のプリント生地と、レール部分の茶のドット柄の組み合わせ。かわいいけれどちょっとしまった雰囲気に仕上げました。


おんぶひも

ステップ(総柄)

価格: 5,250円 (税込)

ドットシリーズに新商品登場!優しい生成り地にカラフルな水玉が並んで、おんぶが楽しくなりそうです。

おんぶひも

シャトン(総柄)

価格: 5,250円 (税込)

茶色地にバラのプリントが上品なデザインです。コーデュロイ生地はひももしばりやすいと好評です。







次号予告

シャリっとだっこ、ふんわりおんぶ

北極しろくま堂のオリジナル楊柳(ようりゅう)地、クレープシリーズはその独特の風合いが特徴です。
インターネットでは触って確かめていただけないのが残念なほど。
写真でお伝えでき得る限り、その質感を感じていただきましょう。

キュット ミー!の困ったを解決♪その2

お悩み解決シリーズ第2弾は「怖くて両手が離せない!」。
「え?スリングしてて両手が離せるの?」と思った方は必見です!



編集後記

店頭に春がきました

特集でご紹介した花染めスリングが直営店の店頭にも並んでいます。
同時発売された「パウダーフィオーレ」と「コーラルベリー」とともに並べると、その棚の一角だけとっても明るく花が咲いたようになりました。
「花染め」のパステルカラーは、眺めているとなんだかおいしそうにも見えてきます。
まだまだコートが手放せない季節ですが、明るい配色のスリングで気分だけでも「春」を味わいませんか?


SHIROKUMA mail editor: MK



EDITORS

Producer  Masayo Sonoda
Creative Director  Mayu Kyoi
Writer  Mayu Kyoi, Masahiko Hirano
Copy Writer  Mayu Kyoi, Masahiko Hirano
Photographer  Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration  823design  Hatsumi Tonegawa
Web Designer  Chiharu Suzuki

☆Happy Nurturing☆
HOKKYOKU SHIROKUMADO
http://www.babywearing.jp/



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