【SHIROKUMA mail】北極しろくま堂メールマガジン HTML版 vol.17 2008.6.11



もくじ

バースコーディネーター大葉ナナコさんと店主・園田による対談
「あなたを産んで本当によかった!」第二部

手作り派の皆さんに届けたい、北極しろくま堂の安全なスリング・リング。
しろくまのとっておき情報 自由が丘店 *夏のBabywearing


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2008年早春/東京にて

第一部はこちらから

「バースコーディネーター」の大葉ナナコさんは、女性の人生においてお産がすばらしい体験となるよう、産前産後はもちろん、妊娠前の女性たちへお産に関する学びの場を提供したり、子どもたちに「命の力のすばらしさ」を伝えたりと多岐に渡りご活躍されています。近著の文庫本「怖くない育児」が講談社から出版され、バースコーディネーターという肩書きはますます周知されつつあるもののその職務が具体的にどんなものなのかはまだ広く知られていないようです。そこで、バースコーディネーターという職業を「産んだ」大葉ナナコさんを訪問し、その視点から見たお産の現状や育児のあり方などについて店主の園田と対談していただきました。2男3女のお母さんでもある大葉ナナコさんの等身大の子育て哲学もちりばめられた、大変興味深い内容です。どうぞご覧ください。

園田

大葉さんのお嬢さんのように、学生時代に自身の兄弟姉妹の誕生に立ち会えるといった環境がある一方で、わたしはいま日本の女性たちに、お産に関する本来知られるべき情報がちゃんと行きわたっていないと感じます。
96年にWHOが世界的規模で調査を行い発表した報告書(*1)が日本でも翻訳出版されていて、それには正常で健康なお産をとりまく現場のあるべき姿が書かれています。内容を読むと、日本で当たり前だと思われているお産のスタイルが必ずしも妊婦さんを中心に考えられているものではないといったことに気づきます。こうした情報はもっと広く知られても良いのではないでしょうか。

お産の情報

大葉

一般的にお産のスタンダードは「マタニティ雑誌に掲載されていること」だと考えられがちです。つまり、企業側が発信したい商業情報や病理情報はどんどん浸透してゆきます。
本来知られるべき情報が伝わってゆかない原因の一つに、助産師や産科医が不足している現状が考えられます。日本全国で看護師は570万人いる一方で助産師はたった2万6千人しかいませんが、各種メディアで見聞きする「助産院不足」、「産院不足」といったキーワードからその名称は認知され、助産師という職業があることを知っている人は非常に増えたと思います。しかし、彼女達が正常分娩のプロであるということはおろか、何をもって正常分娩と呼ぶのか、どうしたら正常分娩が出来るのかといったことはちゃんと知られていません。
一つの出産施設で大勢の様々な状態の妊婦さんがお産をすると、施設側はどうしても難産傾向のある方のフォローに力を入れてしまいます。そのため、ある程度定期的に妊婦検診にきていて、お産に対してさほど恐怖心を感じていらっしゃらない様子の妊婦さんへのケアは軽視されてしまうのかもしれません。新しい命が誕生する現場では、施設側も妊婦さんも大切な情報をちゃんと共有しあえるOne to Oneのケアが理想的だと思います。助産師や産科医が不足していると、これが難しくなります。

園田

ここでお話を少し戻しますが、バースコーディネーターとして学ぶことの一つに「お産の振り返り」というものがありました。このことを、お産ファシリテーターの熊手麻紀子さん(*2)たちも提唱しています。お産を振り返るということは大切なのでしょうか?

大葉

そう思います。わたしは、本当はこうしたかった、まわりにこうして欲しかった、あの時あの人にこう言いたかった、などということを思い出して考えてみます。わたしが出会ったある方はこうおっしゃっていました。“わたしがお産をしたときは、みんな忙しいって言って誰も耳を傾けてもらえず一人で不安でした。しかもわたしはお産が下手みたいで微弱陣痛だったんです。”
不安や孤独、脅威を感じると、お母さんは誰でも必ず微弱陣痛になるのです。本来なら自分の力で開花させられる陣痛のプロセスがあるのに、お産の現場で専門家から言われた言葉によって自信を失い、機能させられない方がいます。こうした方々に事実をちゃんと知っていただき、次回への希望を持って欲しいのです。
また、お産の振り返りをするときには、誰が悪かったのかなどといった犯人探しをするのではなく、この次はどうしたら良いのかということを考えます。「陣痛中も分娩中も上半身をおこした姿勢でいたい」といったバースプランを書く事だけでも、今度は違った結果を生むことが出来るかもしれません。自主的に自分の希望を言って良い場面がいつなのかを知るのです。いざお産が始まろうとしているときに、“いやです! 寝ていたくありません”と言って、足のせ台があるような分娩台でも体をくるりと回して膝立ちの前傾姿勢をとってつかまった方もいらっしゃいます。わたしたちのお産を振り返るクラスでは、事例を沢山お話しながら「わたしはお産が下手」という結論を出してしまったお母さんたちに、次回への夢を持っていただけるよう促します。

園田

お母さんたちに「また産みたい」という気持ちを持ってもらうのもバースコーディネーターの仕事ですね。

大葉

はい、情報の選択肢を伝え、不満や不安を自分で解消するチャンスを支えることもわたしたちの仕事です。次世代の出産イメージを「出してもらう」ではなく「自分で産む」に改善したい。そのためにも将来子ども達がお母さんの出産体験談を聞くときに、“あなたを産んだ体験は本当にすばらしかったよ”といえる女性を増やしたいと考えています。

つづきはこちらから





キュットミー!

ダンガリーネイビー・ギンガムチェック/コンビ

価格: 9,345円 (税込)

ダンガリーネイビーに同色のギンガムチェックをあわせました。レール(本体の脇の部分で中綿が入っているところ)がわかりやすいので始めてスリングを使う方には特に好評です。ギンガムチェックなので吐き戻しや汚れが目立たないのも嬉しいですね。

キュットミー!

ダンガリーベージュ・ギンガムチェック/コンビ

価格: 9,345円 (税込)

ダンガリーベージュに同色のギンガムチェックをあわせました。レール(本体の脇の部分で中綿が入っているところ)がわかりやすいので始めてスリングを使う方には特に好評です。ギンガムチェックなので吐き戻しや汚れが目立たないのも嬉しいですね。


キュットミー!

ダンガリーココア/チロルA

価格: 9,870円 (税込)

人気のダンガリーココア。レールの脇についていたチロルテープをすそに配してかわいさアップ。テープは国産品でピコ付き。

キュットミー!

ダンガリーグリーン/チロルB

価格: 9,870円 (税込)

グリーン系のダンガリーは珍しいのですが、使ってみるとジーンズにもなじみやすくコーディネートしやすいのです。レールの脇についていたチロルテープをすそに配してかわいさアップ。テープは国産品。


他にどんな柄があるのか見にいってみる→




キュットミー!823

ダンガリーブラック

価格: 9,030円 (税込)

このスリングの生地は横糸にグレー、縦糸に黒を使用したダンガリー。ダンガリーネイビーに比べると濃い色合いです。ジーンズ素材などにもよく似合います。白×黒よりもこちらのグレー×黒の方が品がよいです。

キュットミー!823

ダンガリーブルー

価格: 9,030円 (税込)

横糸は白、縦糸に水色を使用したダンガリー。はきこなしたジーンズくらいの色合いです。色むらはありません。さわやかな印象のある色です。普段ブルー系の洋服が多い方はコーディネートしやすいでしょう。


他にどんな柄があるのか見にいってみる→




おんぶひも

総柄/シエル/ベージュ

価格: 5,040円(税込)

発売開始から大好評をいただいている、ベージュ地にピンクとブルーのストライプ柄おんぶひもです。生地はツイルで使いやすいですよ。

おんぶひも

ベージュ/無地

価格: 4,200円 (税込)

これ以上ないシンプルさ。オールベージュのおんぶひもです。Simple is best の方に。ご要望にお答えしてお作りして以来根強い人気です。


他にどんな柄があるのか見にいってみる→



北極しろくま堂がとことんこだわりぬいて開発したスリングのためのリングを、
一般のお客様にもお手軽にお買い求めいただけるようになりました。

詳しくはSHIROKUMA mail 特集「北極しろくま堂の安全なスリング・リング」

そこで今日は、当社製品の品質管理を担当しているスタッフが「手作りスリングの生地選びのポイント」をご説明いたします。抱っことおんぶは安全第一が基本! マメで器用な手作り派のお母さんたちにとって、少しでもご参考になれば幸いです。

手作りリング式スリングの生地選び 重要な4つのポイント


1. 生地の密度が適度に詰まっていること

つまり、適度に糸の密度が高い生地ということです!
糸が詰まっていないと、赤ちゃんの重みが生地にかかったときに、糸一本に対する負担が大きくなって裂けたりやぶれたりします。
また、糸と糸の間に隙間があると突起物をひっかけやすくなって、ほつれたりやぶれたりします。かわいい赤ちゃんを抱っこしているときにそんなことがおきたら大変! (@0@;)アワワ


2. 生地に適度な厚さがあること

ずばり、厚いほうが強度は高い。
生地の厚さを決めるのは糸の太さ。スリングに適した糸の太さは業界で30番手(サンマル)、40番手(ヨンマル)といわれるサイズです。「シャーティング」、「ブロード」、「ツイル」と呼ばれる生地は基本的にこの太さの糸で織られています。
リング式スリングの生地は薄すぎても厚すぎてもリングとのかみあいが悪く、スムースなサイズ調整を妨げる原因になってしまうんです。「適度」な厚さの生地を選びましょう (^o^)/ハイー


3. 生地が伸縮しないこと

伸縮性のある生地はサイズや抱っこ位置の調整が大変!
赤ちゃんの重みで生地が伸びるので、リングでサイズを調節しても赤ちゃんが動くたびに生地が伸び縮みして正しい位置での抱っこがむずかしくなります。ニットやワッフル生地、ポリウレタンを含む生地全般がこれにあたります φ(.. )メモメモ


4. 生地素材は綿100%であること

☆吸湿性が高い ☆適度に滑る ☆強い
この3つの特徴が揃った綿は、スリングに最適な生地であることは間違いありません!麻は繊維が不均一でネップという毛玉ができやすく、これがはがれると生地に穴があくことがあります。レーヨンは縮みが激しく、型くずれや毛羽立ちも目立ちます。化繊は滑りやすいうえ吸湿性がないので、夏場は汗だく一直線です(=。=;;)アツー



6プチの豆知識が日々配信されている北極しろくま堂神戸トア・ロードほっこり通信はこちらから








次号予告

夏の快適Babywearing SHIROKUMA流!

「スリングで抱っこすると暑くないですか?」
暑い季節のBabywearingに関するご質問が増えてきました。体温の高い赤ちゃんを抱っこするので、夏はどんな工夫をしても暑い…? そこで次号SHIROKUMA mailでは、少しでも涼しいと感じることのできる「夏のBabywearing」を当社ベビーウェアリング・コンシェルジュたちと一緒にご提案させていただきます。どうぞご期待ください。

こだわりの親子下駄 vol.1

店主・園田が、その履き心地の素晴らしさに惚れ込んでオリジナル生地による製造販売を決めた、静岡産の手彫りの下駄。今年もこのアイテムが大活躍する季節がやってきました。創業昭和12年のこだわりの下駄メーカー、水鳥工業の取材レポートです。



編集後記

韓国の育児雑誌に北極しろくま堂

先日北極しろくま堂ソウル支社から荷物が届きました。
荷物の一つに、Wolgan Yuahと題された育児雑誌がみつかり、新商品を紹介していると思われるページには北極しろくま堂のイメージ写真がっ! 海外の雑誌に、自分たちの画像が掲載されるってとても新鮮です。…といっても、紹介文面が読めませんけど(^ ^;)。
韓国語がわかる自由が丘店の4プチに連絡して内容を翻訳してもらったところ、SHIROKUMA SLINGの特徴やサイトが近々オープンすること(*)が書かれているんですって。ソウル支社のスタッフが、支社開設にあたりこの雑誌の出版元に情報をなげかけてくれたようです。
韓国でのBabywearing普及はこれからが正念場。世界への一歩を確実なものにするため、がんばります!

*韓国語サイトオープン前に出版された雑誌です



SHIROKUMA mail editor: MT



EDITORS

Producer  Masayo Sonoda
Creative Director  Makiko Tsuda
Writer  Makiko Tsuda, Masahiko Hirano
Copy Writer Makiko Tsuda, Masahiko Hirano
Photograph  Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration  823design  Hatsumi Tonegawa
Web Design  Chiharu Suzuki

☆Happy Nurturing☆
HOKKYOKU SHIROKUMADO
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