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海外展開のいきさつ | |
2006年夏、アメリカ・ポートランドで開催されたBabywearing Conference(Babywearingの世界会議) に参加した店主・園田は、北極しろくま堂の製品が世界中の製品と比べても安全性や機能面において極めて優れているということを実感しました。「外国のお母さんやお父さんたちにも品質の高い製品で赤ちゃんをたくさん抱っこしてほしい」そう感じた店主・園田は、このとき、海外への展開を心に誓ったのです。
北極しろくま堂の製品は日本の気候や日本人の体型を特に考えて開発されていることから、店主はこれらの点においてよく似ている韓国に着目。同年冬よりさっそく現地において育児中のお母さんや保育関係者のヒアリングをはじめました。
そこでわかったことは、韓国では子どもがまだ小さいころから将来の受験を目指した教育に力を入れているという実情です。一方で「肌をふれあう育児」や「親子のきずな」といった考え方にはなかなか興味を持ってもらえません。店主・園田は、まず韓国のお母さんやお父さんたちに、赤ちゃんを身にまとうようにして育てること=Babywearingを伝える取り組みを決意し、今回の韓国語ネットショップオープン、支社開設へとつながりました。 | |
@韓国 現地の様子
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展示会をお手伝いしてくれたスタッフの一人、現在ふたりのお子さんを育てている鄭仁美さんに、今回の展示会の様子や韓国の育児事情について話を伺いました。「韓国では以前に一度スリングが流行したことがありましたが、その後残念ながら静かに衰退してゆきました。使い方の説明がちゃんとされなかったことが大きな原因でしょう。こうした背景から、スリングに対する評価は韓国では二分されています。 しかし、製品の品質や使い方をきちんと説明した今回の展示会では、SHIROKUMA SLINGを試着された大勢のお母さんたちが商品に満足され、お気に入りのスリングをお買い求めいただいています。 韓国では一般的に、子どもが3、4歳になると家庭教師の先生をつけてハングル語や算数を学ばせます。小学校にあがる前には読み書きがちゃんと出来るように育て、一度義務教育が始まったらしっかりと教養を身につけて、将来は良い大学に入学して高い成績を修め、良い会社に就職するためです。 こうした社会的な風潮のなか、子どもたちは小さい頃から教育を受けざるをえません。石田医師がおっしゃっているように(※1)、自我と愛情がちゃんと発達する育児が、Babywearingという考え方と共に広まるべきですね。」 ※1 医学博士石田勝正先生と北極しろくま堂店主園田正世による対談「抱かれる子どもはよい子に育つ」参照 新ロゴのご紹介![]()
皆さんもお気づきになったと思いますが、このロゴは世界に一つしかない書体でデザインされています。デザインを担当した「823 design」の利根川初美さんから伺った開発裏話の一部をご紹介します。
「北極しろくま堂という名称は北極グマの母性愛にちなんでついた社名。日本語が通じない外国では、これをデザインで伝えたいと思いました。愛情深い北極グマを思わせて、かつ信頼できる雰囲気のロゴデザインにしよう、と。私にとって北極グマの形は丸みのある台形。そこから文字を彫り出していきました。ロゴデザインというのはとても手がかかる作業です。 企業のロゴはパンフレットに印刷されたりウェブサイトに掲載されるのはもちろんですが、北極しろくま堂の場合は刺繍になったり洗濯表示に印刷されたりと、時として極端に小さくなってお客様の目に届くことがあります。どんな大きさになってもこのロゴイメージがちゃんと伝わるように、0.何ミリ単位で線を太くしたり細くしたり、一つの文字を大きくしたり小さくしたりして調節を繰り返しました。
気の遠くなるような作業でしたが、この世に今まで存在しなかったものを生む作業はとても楽しいと感じます。北極しろくま堂やエンドユーザーのことを考え抜いて、これが答えだろう、というデザインに仕上がった時の感覚は言葉では表しがたい快感です。ちなみにこのロゴは先頭にお母さんがいて、後ろに子どもたちいるんです。ほら、窓からのぞいているのがお母さんで、その横であっちを向いたりひっくり返って遊んでいたりするのが子どもたち。北極グマの親子が見えてきましたか?」 | |
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次号予告
今年1月にこのメールマガジン上で公開しました医学博士の石田勝正先生と店主・園田正世の対談「抱かれる子どもは良い子に育つ」を編集しながら、わたしたち北極しろくま堂はこうした大切な情報を引き続き皆さんと共有してゆくべきだと強く感じました。日本、そして今後は世界中の家庭において、より良い親子関係が築かれるお手伝いをしたい。そのために、わたしたちは抱っことおんぶをとりまく業界の専門家たちと店主・園田による対談をシリーズ化しました。今後ともご期待ください。 | |
編集後記
ソウルのタクシーに驚き!Mom & Baby Expo 2008 spring出展を取材するため、うまれてはじめて韓国に行ってきました。あれほど流行した韓国ドラマを実は一つも見ていなかったので、見るものすべてが新鮮でした。ソウル中心部は東京都心とほとんど変わらず、高いビルの谷間を高速道路が網の目状に走り、道路脇にはモダンなお店や百貨店が建ち並んでいました。街にはファーストフード店やコンビニエンスストアがいたるところにあって、必要なものはすぐ手にはいります。ソウル市を南北にわけるシンボリックな漢江(ハンガン)という川を渡るいくつもの巨大な橋は、夜になるとすべてイルミネーションでライトアップされて本当に豪華。一方で、最も印象に残ったのはタクシー料金の安さでした。ソウルには「模範タクシー」と、「一般タクシー」という二種類のタクシーがあるようですが、最終日の夜に少しだけ観光地を訪れたときに乗車したのは一般タクシー。なんとメーターが約190円から始まっていて、おそらく10キロ近く走ったと思いますが合計1000円を超えませんでした。いや〜、驚きです。あの安さの理由をどなたか是非教えてください。 SHIROKUMA mail editor: MT
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