【SHIROKUMA mail】北極しろくま堂メールマガジン HTML版 vol.8 2008.01.23


第一部はこちらから

世界中のお母さんたちとつながって「波」をおこす


園田

わたしたちは抱っこやおんぶの商品を製造販売していますが、わたしの感覚としては単なる「道具」を売っているのではなく、「お母さんと赤ちゃんの関係性をよくするもの」を提供していると思っています。
その為には、お母さんの不安感を取り去ることも大切です。わたしは、スリングに赤ちゃんを入れてゆっくり抱いているうちにお母さんの不安感が取れてゆくのも、スリングの重要な効果であると考えます。母性が抱いているうちに強化されてゆくのですね。
ベビーカーや快適なお尻ふきなど、便利なものは世の中に沢山あります。でも、「親子の関係性をより良くするもの」というのはだんだん隅に追いやられている気がします。スリングは母と子の「心」を一緒に入れる袋だとわたしは思っています。


石田

スリングは、両手を使えて便利なところがある事はすぐに理解されますが、重要なのは「抱っこが赤ちゃんと母親の心を育てる」のだということです。安心して長時間抱けるスリングは、愛情を次の世代へ引き継ぐ道具だと最近思うようになりました。


園田

世界中の伝統的な抱っこひもを見ていると、スリングと同じように必ずお母さんに密着するようにできています。保育する人に密着することが原理原則のようです。


石田

その通りです。スリングで抱っこされると子宮の中にいるような感じなのでしょうね。子宮の中は、妊娠の終りに近づくとぎゅうぎゅうに狭いのです。


園田

わたしはもう一回子宮に入ってみたいです(笑)。


石田

そういった心理療法があるみたいですよ。
小さな入れ物に人間を入れて、そこから再スタートさせるとか。あるいは、土管の中をくぐらせて、お母さんの産道を通ってくるような体験をさせるというのもありますよ。おもしろいでしょう。最初はまわりと密着していた方が安心なのですね。


園田

先生のコアラ抱っこも面白い発想です。
あれはどのようにして考案されたのですか?

※石田先生からいただいた赤ちゃんの股関節脱臼の予防に関する資料より(より詳しいものを本編末にご紹介します) ※北極しろくま堂サイトでコアラ抱っこをご紹介しているページはこちら


石田

自然から習ったものです。裸にして抱っこしたらあのようにしかできません。言葉はユニークですが、やり方は自然そのものですよ。
スリングを用いる場合も、生まれたその日からコアラ抱っこをして下さい。あしを外へ出して運動を妨げない使い方も股関節脱臼予防には大切です。あしを伸ばし、そろえてスリングに入れておられるのを良く見かけては、「赤ちゃんの股関節脱臼によくないなあ」と思って私は見ていたのですが、最近は母親への指導が業者の皆さんから行き届いてきたようで、コアラ抱っこでスリングを用いておられるのをよく見かけます。ほっとしています。


〜コアラ抱っこの利点〜

  • 首がすわる前でも赤ちゃんを少し斜めにして向かい合わせに抱き、お母さんの肘を枕にすれば、赤ちゃんの首も安定し無理がかかりません。
  • お母さんと向かい合わせにして抱くことによって、赤ちゃんのあしの自然な形をそのままにできるので、赤ちゃんの股関節脱臼が生後発生することを予防することができます。
  • 向かい合わせに抱くことにより、お母さんと赤ちゃんが目と目を見合わせて交流することになります。これは、大人になって人の目を見ながら関わり合うための訓練になります。目をしっかりと見て関わり合うことは、子どもの時も大人になってからも心の交流にとって、とても大切です。
「抱くということがきっかけで、安心で快い感覚に戻れると
気づいている人たちが世界に以前からいたのです。」(石田)
つづきはこちらから










入荷情報

2008年1月22日(火)に発売した商品の一例をご紹介します。

新商品・入荷情報を発売日前にお受け取りになりたい方は、新商品・入荷情報メールマガジン SHIROKUMA express(テキスト版・不定期発行)にご登録ください。http://www.babywearing.jp/mailmag/


キュットミー!

ダンガリーネイビー/チロルA

価格: 9,870円 (税込)

オーソドックスなダンガリーネイビーも裾テープでちょっと差をつけました。レールの脇についていたチロルテープをすそに配してかわいさアップ。テープは国産品です。

キュットミー!

ベージュギンガム/レイシー

価格: 10,500円 (税込)

近頃人気急上昇のギンガムチェックシリーズ。ベージュはすそに小さいレース付き。現在の平織り・ウォッシャブル加工生地で の発売は今回が最後となります。完売後は同じ柄が北極しろくま堂オリジナルしじら織りで登場。こちらもどうぞお楽しみに!


タートリーノ

ベージュ プラス(新柄)

価格: 9,450円 (税込)

落ち着いたベージュのタートリーノを作りました。全体画像の色がグレーがかっていますが、本来の色はベージュです。紐の裏側だけがプリント生地になっているので、結んだときにワンポイントになります。赤ちゃんの肌があたる裏側は綿100%のパイル地仕上げ。色はベージュ。

おんぶひも

ブラック/ギンガム(うら)

価格: 4,200円 (税込)

背当て部分に同色のギンガムチェックを配しました。この商品はおんぶしたときに無地に見えます。ギンガム部分は赤ちゃんの背中側にまわります。(うら柄)定番商品なので、定期的に再製造します。


おんぶひも

ブラック/ふくら菊(おもて)

価格: 4,200円 (税込)

しろくま堂では定番になりつつあるナオミデザインの「ふくら菊」。プリントの色目が多いので品のある柄が再現できます。おんぶした時に柄がおもてになるように配色しています。

おんぶひも

モスグリーン/碧(みどり)の菊(うら)

価格: 4,200円 (税込)

スリングや下駄などで使われています藍の菊のシリーズ「碧(みどり)の菊」です。全体に渋めですが大正ロマンを感じさせる色合いです。おんぶしたときには柄が隠れます。定番品です。









大切な赤ちゃんを抱っこするスリングのリングは極めて高い安全性が求められます。
だから、わたしたち北極しろくま堂はスリングリングにとことんこだわりました。




次号予告

北極しろくま堂の安全なスリングリング vol.2

昨秋、SHIROKUMA mail編集部は北極しろくま堂のスリングリングが実際どのように出来上がるのかを取材してきました。熟練した職人たちのもつ卓越した技術と歴史ある工場が、いかにわたしたちの世界を支えているのかという驚きを次号でお伝えしたいと思います。是非、お楽しみに。

ベビーウェアリング・コンシェルジュのおすすめ☆子育て参考書

ハードカバーの本や興味深い企画を盛り込んだ雑誌、大人も読める絵本から漫画まで、抱っことおんぶの専門店北極しろくま堂のベビーウェアリング・コンシェルジュがおすすめする子育てに関した参考書物をご紹介します。

「抱かれる子どもはよい子に育つ」生まれてくる目的とは?

新年特別企画として、年頭2回のSHIROKUMA mailに渡りお届けした石田勝正先生と園田正世の対談「抱っこされる子どもはよい子に育つ」はいかがでしたでしょうか。この企画のしめくくりに、石田先生のご著書から、是非とも皆様と共有したい一節をご紹介します。



編集後記

前回北極しろくま堂がホームページのデザインをリニューアルしたのが2006年。現在のデザインをてがけてくれたのは、畳(じょう)さんです。えっ? 名前が気になる? 彼の名刺にこの漢字で書いてあるんですよ。未林(姓)畳(名)。ジョー・ミリンさん。
そう、彼はアメリカ人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれたハーフで、流暢な日本語を話すウェブデザイナー。ウェブ関係で困ったときには仕事でなくとも必ず助けに来てくれた、とてもやさしい心の持ち主です。まじめで職人気質な彼がつくるウェブサイトは、洗練されたデザインで本当に美しい。
そんなジョーさんが、先日、16年間住んだここ日本を離れご家族のいるアメリカに帰国しました。出発の数日前に北極しろくま堂のカスタマーセンターに寄ってくれたので、店主と一緒に記念写真をパチリ。
海の向こうで新しい一歩を踏み出したジョーさん、長い間ありがとうございました。今度また会えるときまで、元気でね!


SHIROKUMA mail editor: MT


EDITORS

Producer  Masayo Sonoda
Creative Director  Makiko Tsuda
Writer  Makiko Tsuda, Masahiko Hirano
Copy Writer Makiko Tsuda, Masahiko Hirano
Photograph  Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration  823design  Hatsumi Tonegawa
Web Design  Chiharu Suzuki

☆Happy Nurturing☆
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