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妊娠・出産

おめでたのあなたへ

「?」ばかりの妊娠期。これでいいのかな?と思いながらお腹をさすっていませんか?現代は出産にも様々な選択肢があります。不安の少ない妊娠期を過ごし、納得できるお産になればになれば幸いです。

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明け方お腹が張ります。前駆陣痛?

Q: この2日間くらい、毎朝お腹が張り、それで目覚めてしまうくらいです。現在36周なのでもう少し我慢したいところなのですが、これは前駆陣痛でしょうか。このままお産になってしまうのでしょうか。

A: まず、確認ですが、張りと陣痛はまったく違うものです。これはご承知下さい。陣痛は定期的にやってきますが、張りは張りっぱなしです。もしかして暑いからという理由で下半身薄着で寝ていませんか? 子宮のツボは足首近くにあり、そこが冷えると子宮が張りやすくなります。夜明けは冷えるので、足元が冷えていると子宮が冷えて張りやすくなります。以前助産婦さんが話していたのを聞いたのですが、夏は薄着で寝るのでけっこう張りが強くなる人が多いそうですよ。

予防対策としては短パンをはいているとしても、膝から下は肌布団一枚でも掛けて寝ることです。頭寒足熱(ずかんそくねつ)ですよ〜。

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どんな産院がいい産院なのでしょうか?

Q: 第1子を総合病院で出産しました。どこが悪いというわけではないのですが、分娩も入院生活もなんとなく管理されすぎているような感じで、リラックスできませんでした。断りもなく会陰切開をされたのも、どうも納得できません。現在妊娠中で同じ病院に通っていますが、どんな基準で産むところを選んでいいかわかりません。アドバイスをください。

A: お産の専門家に「いいお産を・・」と話しかけたら、「いいお産ってどんなお産だと思いますか?あなたにとっていいお産でも他の人にとってはいいお産でも何でもないかもしれませんよ」と言われたことがあります。「【納得できるお産が、その人にとってのいいお産】では?」と。なるほど。私は自然に分娩したからいいけど、緊急的な処置が必要な場合もあるんだし。そのことに納得できることがその後の育児にも影響するよな〜、きっと。

あなたにとって納得できるお産ができる産院を探すには、まずあなたがどんなお産をしたいかをよ〜く考える必要があります。できる限り自然(自分の力)で産みたいとか、痛いのは嫌だから無痛分娩をやってくれるとか、食事がおいしくなくてはダメとか・・? 漠然と考えにくいなら、「お産選びマニュアル」(農文協/河合 蘭 著)や「WHOの59ヶ条 お産のケア実践ガイド」(戸田律子 訳/農文協)を参考にしてください。目からウロコの内容です。日本の産婦人科はどうなっているんだ〜と思うかもしれません。計画出産をするにしても、無痛分娩を取り入れるにしても、そのプラス面だけでなく、赤ちゃんやあなたに与える影響までを知っておくことは大切だと思います。そういうことを非常に客観的に紹介している本です。

出産に希望があるなら、希望を聞いてくれる(叶えてもらえれば一番だが、とにかく耳を傾けてくれる)ところを選ぶのが先決ですね。

もひとつ言うなら、出産した場所によってその後の母乳率はう〜んと違います。第1子を総合病院で出産し、混合→人工乳のみにしたお母さんがいるとします。その方は「母乳がでない体質」ではなく、適切な指導を受けなかっただけのことです。もし母乳で育てたいと思っていて、あなたが健康な妊婦で妊娠の経過にも特に不安や異常がなければ、
【出産ができそうな安全な場所で、しかも女性が安心して自信が持てる場所であれば、[医療を提供できる場のなかでも]もっとも末端に位置する場で出産のケアを提供すること(=受けること)】
と、WHOは勧告しています。(「WHOの59ヶ条 お産のケア実践ガイド」より)末端に位置する場とは日本では助産院を指します。

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前回は帝王切開でしたが、次を経膣で出産することはできませんか?

Q: 前回は早期破水をしたため、緊急帝王切開でした。第2子は下から産みたいと思っていますが、一度帝王切開をしたら次も必ず切らないと産めませんか?基準とか、あるのでしょうか。

A: 詳しい基準はわかりませんが、こういう話を聞いたことがあります。

  1. 前回の(帝王切開の)出産から次回妊娠まで2年以上経過している
  2. 前回のお腹の切り方とその理由

一度帝王切開をすると次は子宮破裂する恐れがあるから、というのが帝王切開を続ける理由のようですが、そうなる人はすごく低い確率のようです。知人に第1子を個人病院で帝王切開で出産し、第2子を別の個人病院で経膣分娩した人がいます。根気よく探せば、あなたの出産をフォローしてくれるところが見つかると思いますよ。

注)この内容についてはもっと詳しく情報を提供する必要があります。本来はかなり設備の充実した病院でお産をする必要があります。

母子の健康や命よりも大切な「こだわり」などはありません。「自然出産」は希望する産婦にとっては大切な志向ですが、一番大切なのは母子の安全と赤ちゃんの命です。お産には柔軟な対応と考え方が優先されます。

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授乳中ですが、次の子を妊娠しました。

Q: 自然卒乳を目指して1歳7ヶ月の子に授乳しています。次の子を妊娠したようですが、乳首への刺激は流産の原因になると聞きました。断乳した方がいいのでしょうか。

A: 人それぞれの考え方ですが、現在では授乳が流産とイコールではないということが証明されています。授乳にともないオキシトシンというホルモンが分泌され、それが子宮を収縮させると言われていましたが、お産に導くほどの量は妊娠が進んで産まれそうになるまでは出ないそうです。流産になる原因は何百もあります。初期の流産は母体ではなく、胎児(あるいは胎芽)に原因があるパターンがほとんどですから、授乳はあまり気にしなくていいのでは? ただ、乳首が敏感になるので痛さを感じるようになると思います。それが辛ければ、子どもとよく話してみてはいかがでしょうか。「○○ちゃんはたくさんおっぱい飲んだから、新しい赤ちゃんにおっぱいあげようか?」などと。

妊娠が進むとおっぱいの味がまずくなるそうです。そこで自然に飲むことをやめることもありますし、子どもによっては「赤ちゃんが生まれておっぱいがおいしくなるまで待ってる」というかもしれません。

いずれにしても、流産や早産の兆候がなく、授乳を続けたい気持ちがあれば無理にやめる必要はないでしょう。

しろくまの友人ですが、下の赤ちゃんが産まれた時に自分からおっぱいの卒業を宣言し、ずっと付き添ってくださった助産婦さんが「卒乳証書」を下さったそうです。

また、しろくまの場合は下の赤ちゃんが産まれた後でも授乳が続いています。人、というか子どもそれぞれですね。

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フリースタイル出産ってなんですか?楽だって聞きましたが…。

Q: フリースタイル出産という言葉を聞きましたが、どこで実施していますか。第1子の出産では分娩台がとても苦痛で、嫌でした。どんなところで「フリースタイル出産」を実践しているのか、教えてください。

A: フリースタイル出産とはアクティブ・バースまで含めた広い概念です。簡単にいえば、【好きな姿勢で出産すること】です。妊娠中にヨガを基本とした体操などを取り入れているとアクティブ・バースと呼ばれることもあります。

あなたは[う○ち]をするときに、仰向けでできますか。想像しただけでしにくいだろうな〜と思いますよね。出産はそれに似ています。また仰向けになると、重くなった子宮が大静脈を圧迫して苦しくなります。それに分娩台で脚をあげた状態では重力に逆らって上に赤ちゃんを押し上げなければなりません。・・・辛いです。そもそも分娩台は介助者(医療者)のためのものであって、産婦のためのものではありませんから。

各病院がフリースタイル出産を取り入れているかどうかは、ある程度調べられます。「お産選びマニュアル」や「リボーン 産院リスト」(リボーン)を入手してください。リボーンのサイトから購入できます。助産院はフリースタイル出産が多いです。

ところで、フリースタイル出産はらくです。そりゃ、お産ですから痛くないことはありません。痛いのは痛いですが、分娩台で仰向けにされるのに比べたら、ぜんぜん辛さは違います。・・というのは店主の感想です。ついでにいうと、フリースタイル出産を取り入れている多くの産院は、会陰切開をしないところが多いです。本来、会陰切開はする必要がありませんから。


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