おんぶ紐は家事の時にも大活躍! 実はこんなにメリットがいっぱい!


おんぶ-家事夕方になると泣き出したり機嫌が悪くなる赤ちゃんは多いのですが、その時間帯は夕食の準備などで家事をしたい時間でもあります。
今日は家事がしやすいお勧めのおんぶ紐をご紹介しましょう。

 

1.おんぶ紐をして家事ができるのか

試しにおんぶしたことのあるママから「不安定で怖い」「赤ちゃんの表情が見えなくて不安」という声を聞くことがあります。これで実際におんぶしながら家事をこなせるのか。答えはOKなんですね。その理由をお話ししましょう。

1-1.昔の人は家事・稼業労働と子育てを両立していた

昔の写真やイラスト、絵巻物をみるとわかりますが、日本の子育てはおんぶ抜きには語れません。貴族や高級武士の子育てまではわかりませんが、普通の人たちは人の背中で育ってきました。例外はありません。アイヌ民族の方達も道具こそ違いますが、やはり背中に赤ちゃんを乗せていました。
昔は働きに出て稼業と家事が分割されることは珍しく、子育てと稼業(お金を稼ぐこと)、家事労働は一緒くたに混沌としていたと想像できます。それら全てを同時にこなさなければならないといけませんからさぞや忙しかったことでしょう。
労働が機械化されていないことから、いつも身体を動かしていた→体力や筋力があるんじゃないかということも考えられますが、小学低学年くらいの子も赤ちゃんを背負って学校に行ったり遊んだりしていたようなので、単純に体力・筋力の問題でもなさそうです。

1-2.赤ちゃんが飽きない工夫を

赤ちゃん側から考えると、背中にいても退屈しなければおんぶの時間は親のぬくもりを感じられる時間になることでしょう。しかし、同じ景色や動作のくり返しでは途中で飽きたりするだろうし、手持ちぶさたになってぐずるかもしれません。
昔の写真で見る限り赤ちゃんはそこそこ満足しながら背中で過ごしているように見えます。なぜでしょう。
それは「見えている」からではないでしょうか。見る場所が背中しかなければ飽きもきますが、作業している手や道具の動き、できてくるモノ、掘り出される農作物、どんどん変わっていく景色、近所の子の遊びなど、ずっと楽しむことができるでしょう。
つまりおぶわれている赤ちゃんの姿勢が快適で、飽きない状況なら空腹や暑い・寒い以外にぐずる必要がないわけです。『逝きし世の面影』(渡辺京二著)でもよく出てくるように、江戸時代〜明治時代の日本の赤ちゃんはとっても穏やかで泣いている子を見つけるのが難しいくらいだと表現されています。また遊びなどのルールをよく理解していて、年齢の低い子も秩序よく遊びに加わることができていたようです。
これはくり返し背中から見る光景の好影響ではないでしょうか。

2.おんぶ紐でおぶいながら家事をするメリット

2-1.無駄に泣かせない

赤ちゃんが全身の力を込めて泣くエネルギーを成長に回せたらどれだけ良いでしょう。『泣かせることは肺を強くする』なんて昔の人はいいましたが、そんなことをしなくても他に体を強くする方法はいくらでもあります。
赤ちゃんが泣くのには理由があります。お腹が空いたとか眠い、お尻が気持ち悪い、暑い寒い等ではないでしょうか。私たち大人のように人間関係で疲れたり、試験に落ちたなどという世俗的な悲観やプレッシャーはないはずです。(ですよね?)
赤ちゃんが泣いている時に泣き止ませる方法として「抱く」行為があります。抱いたら泣き止むのは「かまってもらえた」という満足や慰め、揺れ動くことによる優しい振動以外にも姿勢の改善があります。赤ちゃんはのけぞったり背中がまっすぐな姿勢よりも、ゆるく背中全体がカーブしている方が生理的に楽に過ごせます。
おんぶをすると上記すべてのことが叶います。

2-2.赤ちゃんの成長に与える影響

日本のおんぶの良さをまとめると以下の2点になります。

周りを見渡せることによる社会の理解の促進

周りをよく見ておくことは真似につながります。真似ができるのは人間の特徴。真似からママゴトになり、社会の仕組みを学習していきます。

しがみつく姿勢をとることによる体幹の発達

ママの体にしがみつくような体勢をとれることは赤ちゃんの身体の発達にもよいことになります。そうすることで赤ちゃんも育児に協力しているのです。

おんぶはママにとって家事を進めるための便利ツールだけではなく、実は赤ちゃんの成長そのものにも役立っているのです。生活を見ることの理解の発達や「慰められた」→お母さんは自分の見方だ、この世界には希望があるという心の発達、体の発達まで。ここでいう心の発達は基本的信頼感といいます。
もうおんぶしないではいられなくなりましたね!

3.家事をするのにおすすめのおんぶ紐

なんといっても布製のものをお勧めします。余計なストラップやバックルなどがついていない、昔ながらのおんぶひもは誰でも密着できて、どんな体型にもフィットします。ただし紐が胸の前で交差するために前がばってんになります。そこがデメリットです。

3-1.視点が高くなるもの

家事-子守2

お母さんがやっていることを見せるためには、高いところでのおんぶが必須です。昔のおんぶの写真を見るとみんな肩から顔をのぞかせて、台所の様子や近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊ぶ様子を見ています。そのくらいの位置におぶえる商品をお勧めします。
昔ながらのおんぶひもでもリュック式に紐を装着するとどうしても赤ちゃんの位置が低くなりますので、おうちの中なら恥ずかしくないと割り切ってばってんに結ぶことをお勧めします。

ルワンダのお母さんのおんぶ

ルワンダのお母さんのおんぶ

アフリカの民族のおんぶはお尻に赤ちゃんを乗せるのでどうしても背中の中央にいるくらいの低い位置になるのですが、アフリカ人の体型は前屈姿勢をとりやすい骨盤なので、長時間前かがみになって作業することもあります。そうなると赤ちゃんは腰の高さで背中に乗っている状態になりますね。お母さんの体に覆い被さるようなこの姿勢も楽だし、周りも見渡せたことでしょう。

3-2.身体に寄り添うもの

高い位置に赤ちゃんをキープするには、ママの体から赤ちゃんが離れていてはできません。体に密着できるものを選ぶと良いでしょう。

おわりに

いかがですか。おんぶは家事の時間も子育てのかかわりあいの時間に変えてしまうすてきなツールです。ぜひ活用してみてください。
今回は紐タイプのおんぶ紐を主にご紹介しましたが、へこおび(兵児帯)でも同じようにできます。へこおびは抱っこもおんぶもできるバリエーションが豊かな商品です。おんぶが上手にできるようになったら、あるいは抱っこひもと兼用したいママにはへこおびもお勧めですよ!


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